遺品整理の費用相場・内訳を徹底解説!高額な料金を安くする方法
2025.01.05
この記事では、遺品整理の費用相場や内訳の詳細を徹底解説しています。故人との思い出を整理する大切な工程でもある遺品整理ですが、自分たちで進めるのは大変です。
遺品整理をまかせられる業者が多いのは便利ですが、そこで気になるのが依頼費用です。業者依頼時にかかる費用の相場や内訳、費用が決まる要素について紹介するため、依頼時の費用感として参考にしてください。
あわせて、費用を安くするコツもまとめています。
目次
遺品整理の費用相場
遺品整理の費用相場は、一般的に部屋の間取りを基準として公開されています。しかし、荷物の量などによって費用相場は変動するため、次の費用相場は参考程度に確認してみてください。
間取り | 費用相場 | 作業人数 | 作業時間 |
---|---|---|---|
1R・1K | 30,000円~80,000円 | 1~2名 | 1~3時間 |
1DK | 50,000円~120,000円 | 2~3名 | 2~4時間 |
1LDK | 70,000円~200,000円 | 2~4名 | 2~6時間 |
2DK | 90,000円~250,000円 | 2~5名 | 2~6時間 |
2LDK | 120,000円~300,000円 | 3~6名 | 3~8時間 |
3DL | 150,000円~400,000円 | 3~7名 | 4~10時間 |
3LDK | 170,000円~500,000円 | 4~8名 | 5~12時間 |
4LDK | 220,000円~600,000円 | 4~10名 | 6~15時間 |
遺品整理での見積書の費用内訳
遺品整理の見積もりは、荷物が多くなればなるほど高くなりますが、見積書の内訳はどのようになっているのでしょうか?
ここでは、遺品整理の見積書の内訳について解説します。
人件費
遺品整理に必要な作業員数は、部屋の広さや荷物の量で変わってきます。作業人数が多くなればなるほど、人件費は高くなります。
1Rであれば作業員は2名程度で足りますが、4LDKであれば6名程度の作業員が必要です。
出張費
遺品整理は、トラックを用意しなければいけません。また、交通費もかかります。出張費は、現場までの距離が遠くなるほど高くなるのが一般的です。
また、自宅前の道路が細すぎて、2tトラックが入れない場合は、複数の軽トラックを手配しなければいけなくなり、出張費は上がってしまいます。
仕分け作業費
遺品整理業者は、必要な物と不要な物を丁寧に仕分けてくれます。しかし、部屋の荷物の量が増えれば、それだけ時間がかかってしまうため、料金が上がってしまいます。
また、買取に出す遺品や保管したい遺品には梱包作業が必要となり、別途費用が発生することもあるので注意してください。
処分費
家具や家電の処分にも費用がかかります。例えば、テレビ・冷蔵庫・エアコン・洗濯機などの家電は家電リサイクル法の対象になるため、処分するためにはリサイクル料を支払わなければいけません。
また、大型家具にも廃棄物の処理費がかかります。
清掃作業
清掃作業では、床や壁をはじめ、天井に至るところまで専門業者が清掃・消毒してくれるサービスです。清掃作業費は、部屋の広さに応じて、料金が変動します。
業者によって清掃作業の内容は異なるため、気になる方は「作業内容」「作業時間」などについて担当者に確認してみてください。
供養費用
供養費用は、遺品整理をして引き取る際、遺品を供養する際に発生する費用です。こちらのサービスはオプションになっていることが多いため、見積書の内訳に含まれているかどうか確認してみてください。
オプション費用
遺品整理のサービス内容が異なるように、オプションサービスも各社で異なりますが、オプションサービスには、次のようなサービスがあります。
- 特殊清掃…孤独死や自殺などの後の特別な清掃
- 消臭・消毒…室内に染み付いた臭いを消臭
- 仏壇などの処分・遺品の供養…住職による閉魂法要
- 形見分けの全国発送…遠方に住む人へ故人の形見を発送
- リサイクル品の買取…リサイクル対象の不用品の買取
- 家財撤去後の工事…リフォームや空き家解体
- 不動産活用相談…売却、賃貸に出す、駐車場となするなどの相談
- 自動車の中古車査定…故人が残した自動車を査定
間取り以外の遺品整理の費用が決まる要素
遺品整理の費用は、間取り以外のいくつかの要素によっても変動します。業者依頼時はこれらの要素についても把握しておき、予算を組む際の参考にしてください。
主な要素を以下で紹介します。
作業人数
業者依頼時はさまざまな名目で費用が発生しますが、中でも人件費は大きな割合を占めています。
作業人数が増えた分人件費も発生するため、大人数を要する大規模な遺品整理になると、当然費用も高くつきます。
部屋の間取りや作業ボリュームに応じて業者は最適な人数で現場へと訪れますが、1日8時間を目安とした場合、相場として作業人数一人あたり10,000円~15,000円程度は費用がかかると把握しておきましょう。
時間
作業にかかる時間によって、かかる費用が変動する業者も多いです。作業時間は部屋の間取りや処分する不用品の量・種類にも比例するため、これらが原因で時間がかかる場合は当然費用も高くなります。
反対に間取りが1R・1Kで作業人数も少なく、3時間程度で済む遺品整理であれば費用は安く抑えられます。
業者依頼時の費用を安く抑えるためには、作業可能な場所は自分たちで済ませておくなど、業者の作業時間が長くかからない工夫をしてみましょう。
不用品の量・種類
遺品整理時は業者が不用品を回収してくれるため、不用品の量や種類によっても費用は変わります。
不用品の運搬や仕分け、処分時にかかる手間など、間取りが広く品目が多い家ほど値段も高くなる傾向にあります。
ただし、不用品についてはお得なパックプランでまとめて処分できる業者も多く、このプランを活用することで費用を抑えられます。
参考までに、東京近郊の遺品整理業者が提供するパックプランの相場は以下の通りです。
積載プラン名(トラック目安) |
料金相場 |
---|---|
Sパック(軽トラック) |
25,000円~40,000円 |
Mパック(1.5tトラック) |
45,000円~60,000円 |
Lパック(2tトラック) |
60,000円~80,000円 |
LLパック(4tトラック) |
80,000円~ |
このように、不用品の量に応じて回収用トラックのサイズが変わり、それぞれで料金相場にも差があります。
どの程度家の中に不用品が残っているのか、業者依頼前に把握しておきましょう。
時期
業者に依頼する際は、時期を見極めることも重要です。遺品整理業者は不用品回収のサービスも提供していますが、不用品回収は大掃除や引越しの時期は利用者が増加して繁忙期になります。
繁忙期では予約が取りづらいだけでなく、仮にとれた場合でも費用が高額となるケースが多いです。
余裕がある場合は、なるべく繁忙期を避けて依頼すると費用は抑えられるでしょう。
周辺環境
遺品整理現場の周辺環境によっても費用は変動するので覚えておきましょう。たとえば、現場が集合住宅の高層階にある場合、作業員の移動や不用品の運搬に手間が発生して、作業時間が通常よりも多くかかってしまいます。
一軒家の場合でも、業者のトラックが入りづらい入り組んだ住宅地のある時などは、遠方まで運ぶ手間がかかるため費用が増加するケースもあります。
周辺環境が原因で、見積もり時に予想外な費用を発生させないためにも、業者が作業しやすい場所かどうかは事前に確認してみましょう。
人数や時間も必要になり、不用品の量も多いため高額になりがちなのがゴミ屋敷での遺品整理です。
ゴミ屋敷での遺品整理について詳細を確認したい方はこちら!
遺品整理業者の費用を安くするコツ
これまで、遺品整理業者の費用相場や見積書の内訳について解説しました。いかがでしたでしょうか?意外と遺品整理の費用は高いと思った方もいるのではないでしょうか?
しかし、安心してください。遺品整理業者の費用を安く抑えることもできるのです。ここでは、遺品整理業者の費用を安くするコツをご紹介します。
自分自身で整理・処分する
遺品整理を業者に頼む前に、自分自身で整理・処分しておくことで費用を安く抑えることができます。
遺品整理業者の見積金額は、処分費や搬出費、仕分け作業費などが含まれていますが、これは、荷物の量に応じて変動するため、少しでも安く抑えたい場合は、業者に依頼する前に自分自身で整理・処分をしましょう。
自分で遺品整理をする方法については以下をご確認ください。
リサイクル用品は売却する
家具や家電を処分する場合は、処分費用がかかりますが、買取に出せば現金化することができます。家具や家電などはリサイクルショップに持っていけば、買い取ってくれます。
高額査定を希望する方は、軽くお手入れをしておき、購入時に付いていた取扱説明書や保証書などの付属品も合わせて売るようにしましょう。
複数の業者から相見積もりをとる
これは、遺品整理業者だけに該当する話ではありませんが、料金を下げるには「相見積もりを取る」のが一番です。遺品整理業者は、近頃、注目を集め出したサービスのため、業者によって料金は大きく違います。
そのため、最初から一社だけに絞り込むと、それが妥当な金額かどうかの判断が付けることができません。
しかし、複数の業者から相見積りをとれば、適正価格が分かるようになります。そのため、少しでも損をしたくない方は、複数の業者から相見積もりを取るようにしましょう。
遺品整理の費用負担は原則「相続人」
遺品整理は、孤独などのイレギュラーな場合を除いて、相続人が行うのが一般的です。例えば、親が亡くなった場合に相続人になるのは、配偶者と子供になります。
子供がいない夫婦の場合は、配偶者と故人の親が相続人となります。遺品整理をする際は、相続財産を探さなければいけないので、相続人の中で話し合いながら作業を進めていくことが大切です。
なぜなら、相続では、遺品や資産だけではなく、故人が持っていた権利や義務も相続するからです。そのため、故人が大切にしていた品を「処分するか」「保管しておくか」と話し合いながら作業を進めていきましょう。
相続放棄した際の遺品整理について詳細を知りたい方はこちら!
費用を抑えた遺品整理は「粗大ゴミ回収隊」がおすすめ!
費用を抑えた遺品整理は「粗大ゴミ回収隊」におまかせください。遺品の仕分けから不用品の搬出まで、経験豊富なスタッフがトータルサポートで対応可能です。
遺品整理士が在籍しており、お客様の想いに寄り添う誠実なサービスを提供します。サービスは相場に見合う価格で提供、不用品の処分も量に応じたお得なパックプランを提案するため、費用が心配な方でも安心です。
見積もり費や出張費、その他階段料金なども追加料金なしでパックプランに含まれています。東京や周辺エリアにて、費用を抑えた安心安全な遺品整理をお求めの方はお気軽にお問合せをお待ちしています。
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遺品整理の費用に関するよくある質問
-
Q 遺品整理の費用が決まる要素でとくに注目すべき部分はどこですか?
A.遺品整理の費用が決まる要素としてとくに注目すべきなのは、部屋の間取りです。<br>
間取りが広い家ほど遺品整理も時間と手間がかかるため、業者依頼時は作業人数が増えることもあり費用は高くつきます。<br>
もちろん品目の量に応じても変動はありますが、遺品整理を依頼する家の間取りと相場は事前に把握した上で、かかる費用については予想を立てておきましょう。 -
Q 遺品整理の依頼費用は業者間で大きく違いますか?
A.遺品整理の依頼費用はおおまかな相場はあるものの、業者ごとにその詳細は異なります。<br>
用意できる人員の数やトラックの大きさは業者によって異なり、専門的かつ得意とする作業分野次第で設定価格にも差が出てきます。<br>
この価格差は優良業者同士でも出てくるため、少しでも安い業者を探すためには相見積もりの実施が必要不可欠です。 -
Q 遺品整理の費用を極端に安く提示する業者は危険ですか?
A.公式サイトで遺品整理の価格を相場より極端に安く提示している業者には注意してください。<br>
このような業者は、遺品整理の作業後に追加料金と称して多額な費用を請求する悪徳業者のケースが多いです。<br>
見積もり時には追加料金が本当に発生しないのか、また納得いかない場合はキャンセル可能かなどを事前に確認しておき、安全な取引を心がけましょう。