引っ越しの荷物量・時期別の価格相場!業者費用を安くする方法
2025.03.06
この記事では、引っ越し価格に影響する要素について、荷物量や時期別などに分け相場も記載しながら詳しく解説します。
それぞれの状況における価格相場と合わせて、引っ越し価格の内訳もまとめているのでぜひご覧ください。
また、少しでも安く引っ越し作業を終えるための方法もご紹介しています。
引っ越し価格はどのように変動するのか、また最小限の費用で無事に引っ越しを終えられるようポイントを押さえておきましょう。
目次
引っ越し価格に影響する要素
引っ越しの価格は、以下に挙げる3つの要素によって大きく変わります。
単純に、新居に持って行く荷物の量が多いと引っ越し価格は高くなります。
また、近距離よりも遠方に引っ越す場合も、距離と時間がかかることから費用が上がりやすいです。
引っ越しの時期によっても価格は変動するので、この3点について注目しながら引っ越し費用について考えていくことが大切です。
引っ越す先や時期、どれだけの荷物があるかを確認し、次に記載する価格相場を参考にしてみてください。
荷物量別の引っ越しの価格相場
引っ越し価格は、距離だけではなく荷物量でも変動します。
ここでは、荷物量別の引っ越し価格相場をご紹介します。
単身(荷物小)
単身引っ越しで、大型家具や大型家電がない場合は低価格のプランが利用できます。
しかし、荷物の量が少なくても移動距離に応じて引っ越し料金は変動します。
一般的な単身引っ越し(荷物小)の引っ越し価格相場は以下の通りです。
距離 | 価格相場 |
---|---|
~15km未満(市区町村内) | 3万6,768円 |
~50km未満(都道府県内) | 4万554円 |
~200km未満(同一地方内) | 5万1,107円 |
~500km未満(近隣地方) | 5万1,277円 |
500km~(長距離) | 5万9,646円 |
単身(荷物大)
単身引っ越しで、大型家具や大型家電を運んでもらったり、大量の荷物を運んでもらったりする場合は、引っ越し日程や時間を工夫することで引っ越し料金を安く抑えられます。
一般的な単身引っ越し(荷物大)の引っ越し価格相場は以下の通りです。
距離 | 価格相場 |
---|---|
~15km未満(市区町村内) | 4万8,272円 |
~50km未満(都道府県内) | 4万9,561円 |
~200km未満(同一地方内) | 5万9,319円 |
~500km未満(近隣地方) | 7万4,864円 |
500km~(長距離) | 8万1,532円 |
家族(2人程度)
夫婦やカップルなどが引っ越しする理由は、さまざまです。
転勤など病む得ない理由は仕方ありませんが、同棲を始めるために引っ越す場合などは、引っ越し業者の繁忙期である3月に依頼するのは控えましょう。
閑散期に引っ越しを依頼するだけで、引っ越し料金は下げられます。
一般的な家族(2人程度)の引っ越し価格相場は以下の通りです。
距離 | 価格相場 |
---|---|
~15km未満(市区町村内) | 8万2,250円 |
~50km未満(都道府県内) | 8万5,103円 |
~200km未満(同一地方内) | 11万1,144円 |
~500km未満(近隣地方) | 12万1,394円 |
500km~(長距離) | 16万6,092円 |
家族(3人以上)
ファミリーの引っ越し価格は、割高になりがちです。
そのため、荷造り作業などは自分で行うなど、自分で作業を行いましょう。
一般的な家族(3人以上)の引っ越し価格相場は以下の通りです。
距離 | 相場 |
---|---|
~15km未満(市区町村内) | 9万7,104円 |
~50km未満(都道府県内) | 10万2,853円 |
~200km未満(同一地方内) | 13万5,784円 |
~500km未満(近隣地方) | 18万1,169円 |
500km~(長距離) | 18万8,400円 |
引っ越し距離別/時間別の価格相場
荷物量の次に、引っ越し距離別・時間別の価格相場についてみていきます。
距離別・時間別どちらの料金が適用されるかは、次の方法で決まる仕組みです。
- 引っ越しの移動距離が100㎞を超える場合・・・距離別
- 引っ越しの移動距離が100㎞以内の場合・・・時間別
シンプルに、引っ越し距離が長くなればなるほど価格は上がっていきます。
また、移動時間がかかるほど、トラックの容量が大きくなるほど引っ越しにかかる費用は高くなっていくのがポイントです。
今の自宅から転居先までどれくらいの距離があるのかを調べ、そこから価格相場をみると参考になります。
以下にトラックの容量ごとに、引っ越し距離別・時間別に価格相場を記載しているのでご覧ください。
距離別の引っ越し価格相場
距離別の引っ越し価格相場は、以下の通りです。
200㎞以上と長距離になると、一定の距離ごとに費用が加算される仕組みになっています。
距離 | 1~2t車 | 3~4t車 | 5~6t車 |
---|---|---|---|
100㎞~110㎞まで | 25,000円~37,000円 | 28,000円~42,000円 | 34,000円~52,000円 |
140㎞~150㎞まで | 30,000円~44,000円 | 33,000円~50,000円 | 40,000円~60,000円 |
190㎞~200㎞まで | 35,000円~50,000円 | 40,000円~59,000円 | 48,000円~70,000円 |
200㎞~500㎞まで ※20㎞までを増すごとに | 1,800円~2,700円 | 2,000円~3,000円 | 2,500円~3,800円 |
500㎞以上 ※50㎞までを増すごとに | 4,600円~7,000円 | 5,000円~8,000円 | 6,500円~9,500円 |
時間別の引っ越し価格相場
時間別の引っ越し価格相場については、次の表を参考にしてください。
4時間ごと、トラックの容量ごとに相場をまとめています。
その後1時間増すごとに数千円の料金が発生します。
作業時間 | 1~2t車 | 3~4t車 | 5~6t車 |
---|---|---|---|
4時間 | 14,000円~20,000円 | 15,000円~25,000円 | 18,000円~27,000円 |
8時間 | 22,000円~34,000円 | 26,000円~40,000円 | 30,000円~47,000円 |
1時間増すごとに | 2,000円~3,500円 | 2,500円~4,000円 | 3,000円~4,500円 |
引っ越し時期別の価格相場
引っ越しの費用は、依頼する時期によっても変動します。
一般的に、繁忙期といわれている時期に引っ越しをする場合、閑散期に比べると費用が高くなりやすいです。
引っ越しの繁忙期と閑散期については、以下の表でもまとめています。
単身または家族での引っ越しかどうかによって、閑散期が少し異なるのでご確認ください。
引っ越し費用をできるだけ安く抑えたいときは、閑散期に業者に依頼するのを検討してみましょう。
引っ越し内容 | 繁忙期(高め) | 閑散期(安め) |
---|---|---|
単身引っ越し | 3月・4月 | 1月・10月・12月 |
ファミリー引っ越し | 3月・4月 | 1月・12月 |
時期別の単身引っ越し価格相場
単身引っ越しの場合、時期別にみると次のような価格相場になっています。
表をみると、やはり新生活が始まる春は、引っ越し費用が高くなるのがわかります。
対して、秋口や冬場になると費用が少し落ち着き、50,000円前後で引っ越しをすることが可能です。
月別 | 価格相場 |
---|---|
1月 | 47,000円~65,000円 |
2月 | 48,000円~63,000円 |
3月 | 58,000円~87,000円 |
4月 | 55,000円~80,000円 |
5月 | 50,000円~67,000円 |
6月 | 50,000円~63,000円 |
7月 | 48,000円~67,000円 |
8月 | 45,000円~58,000円 |
9月 | 50,000円~60,000円 |
10月 | 45,000円~62,000円 |
11月 | 47,000円~57,000円 |
12月 | 45,000円~64,000円 |
時期別のファミリー引っ越し価格相場
時期別の引っ越し価格相場について、ファミリーでの引っ越しの場合をみていきます。
2人~4人家族までとして、価格相場をまとめました。
単身者の引っ越しと同じく、繁忙期の関係から3月と4月において費用が最も高くなっています。
寒い時期にはなりますが、1月や12月といった冬場に引っ越しを行なうと費用を抑えられるのがわかります。
月別 | 価格相場 |
---|---|
1月 | 75,000円~120,000円 |
2月 | 83,000円~130,000円 |
3月 | 110,000円~180,000円 |
4月 | 100,000円~160,000円 |
5月 | 84,000円~130,000円 |
6月 | 83,000円~120,000円 |
7月 | 77,000円~130,000円 |
8月 | 80,000円~130,000円 |
9月 | 80,000円~120,000円 |
10月 | 80,000円~127,000円 |
11月 | 75,000円~120,000円 |
12月 | 80,000円~124,000円 |
引っ越し価格の内訳
引っ越し価格は、時期や距離、荷物の量などによって一概にいくらかかるとは言い切れません。
状況によっては高い費用がかかってしまう場合もありますが、どのような状況においても引っ越し価格の内訳を理解しておくことが大切です。
引っ越し価格の内訳は、以下のように決められています。
- 基本料金:移動距離・荷物量など
- 諸経費:人件費・梱包費など
- オプション費:エアコンの取り外し・不用品回収など
それぞれの内訳について、詳細をみていきます。
基本料金:移動距離・荷物量など
引っ越しでの移動距離や荷物量は、基本料金に含まれていることが多いです。
国土交通省が定める「標準引越運送約款」を基準に、基本料金が決まるシステムになっています。
そのため、引越し業者によって基本料金が大きく変わるということはありません。
諸経費:人件費・梱包費など
諸経費には、人件費や梱包費、トラックのガソリン料金などが含まれます。
この諸経費は、どこからどこまで移動するか、また梱包する荷物の量や必要なスタッフの数などによって変わってきます。
引っ越し業者に見積もりをとる際は、諸経費にどのような項目が入っているかを確認し、費用感をチェックしてみましょう。
オプション費:エアコンの取り外し・不用品回収など
引っ越し価格の内訳には、オプション費と呼ばれるものも含まれています。
オプション費とは一般的な引っ越し作業以外に発生するサービスのことであり、エアコンの取り外しや不用品回収などが挙げられます。
このようなサービスが必要な場合は、オプション費として費用が上乗せされることになるので理解しておきましょう。
引っ越し価格を安くする方法10選
実際に、新生活ではお金がかかるため、引っ越し価格を安く抑えたいという方もいるでしょう。
ここでは、引っ越し価格を安くする方法をご紹介します。
不用品を処分しておく
引っ越しサービスの価格は、荷物量で大きく変動します。
そのため、見積依頼前に不用品を処分しておきましょう。
引っ越し業者に粗大ゴミ処分を依頼することはできますが、自治体サービスの2倍、粗大ゴミ回収業者の3倍程度します。
そのため、引っ越し費用を安く抑えたい方は、その他の不用品を処分方法を検討しましょう。
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閑散期に引っ越しをする
引っ越し業者には、繁忙期と閑散期があります。
繁忙期は多くの依頼があるため、引っ越し料金は高めに設定されています。
その一方で、閑散期は仕事を受注するために引っ越し料金が安めに設定されているのです。
そのため、スケジュール調整ができる場合は、閑散期に引っ越しを計画しましょう。
単身者の引っ越しとファミリーの引っ越しでは、繁忙期と閑散期が異なるため注意してください。
自分で荷造りを行う
引っ越し業者に、どこまでの作業を依頼するかで引っ越し価格は変動します。
荷造りや配線外し、荷解きや片付けを自分で行えば、フルパックではなくてエコノミーパックで引っ越しができます。
エコノミーパックで引っ越しをした方が、価格は安いです。
そのため、引っ越し価格を少しでも安く抑えたい場合は、荷造りや荷解きを自分で行う旨を伝えましょう。
梱包材料を調達する
ダンボールや緩衝材、布団袋など梱包材料は引っ越し業者が提供してくれますが、自分で調達をすれば、引っ越し価格を安く抑えられます。
荷造りに必要な梱包材料は以下の通りです。
[梱包材料]
- ダンボール
- 緩衝材
- 布団袋
- はさみ
- カッター
- 軍手
- 油性ペン
- ビニール袋
- ビニールテープ
- 工具
- マスク
荷物が少ない場合は「単身パック」を利用する
引っ越し業者の「単身パック」とは、定型サイズのコンテナサイズに積んでパッキングする単身者向けのサービスです。
また、ダンボールの箱数に制限を設けたパッケージサービスです。
大型家具や家電を運ぶことはできませんが、荷物が少ない場合は「単身パック」を利用すると、引っ越し価格を安く抑えられます。
長距離の引っ越しは「混載便」を利用する
引っ越しサービスは長距離になるほど料金が高くなります。
そのため、長距離の引っ越しを行う場合は「混載便」を利用しましょう。
混載便とは、特定の同じ地域や同じ方面へ複数の荷主の貨物を積み合わせて輸送するサービスです。
作業開始時間を指定しない「フリー便」を利用する
フリー便とは、引っ越し業者の都合に合わせて引っ越すプランです。
引っ越し当日の開始時間や終了時間を指定することはできませんが、引っ越し料金を安く抑えることができます。
引っ越し当日は、他のスケジュールを立てることができませんが、引っ越し価格を安くしたい方はフリー便を利用してみましょう。
帰り便を利用する
帰り便とは、荷降ろしをして空になったトラックに、新しい荷物を積んで出発先まで運送するプランのことをいいます。
帰り便は、空の状態のトラックを使用するため、引っ越し価格を安く抑えることができます。
しかし、引っ越し日時を指定できなかったり、繁忙期は帰り便は使えなかったりすることもあるため、閑散期に長距離の引っ越しをする場合は、帰り便が使用できないかをチェックしてみましょう。
一括査定見積もりを利用する
引っ越し業者の料金体系には定価が定められていません。
料金体系は一律ではなく、引っ越し業者ごとに異なります。
そのため、複数の引っ越し業者に相見積もりを依頼して比較・検討してください。
一括査定見積もりを依頼すれば、1度に複数の引っ越し業者に見積依頼ができて便利です。ぜひ、一括査定見積を利用してみてください。
値引き交渉をする
引っ越し業務の依頼をする前に、値引き交渉をしてみてください。
契約前提の値引き交渉であれば、値引き交渉に応じてくれる業者は多いです。
大手引っ越し業者は値引きは難しいかもしれませんが、地域密着型の引っ越し業者は柔軟に対応してくれます。
「粗大ゴミ回収隊」なら引っ越し時の不用品処分が格安!
引っ越し価格について、移動距離や時期、荷物の量、時間などによって相場を詳しくご紹介しました。
引っ越しする先や新居へ持って行く荷物の量が多いと、全体的に費用は高額になりやすいです。
合わせて依頼する時期が春になると、繁忙期も重なりさらに費用が高くなっていきます。
引っ越しでは処分したい不用品が出てくることも多いですが、引越し業者に処分を頼むとオプション費として追加料金が請求される可能性が高いです。
そのようなときは、不用品回収業者である「粗大ゴミ回収隊」にご相談ください。
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引っ越しの価格に関するよくある質問
-
Q 引っ越しの価格は何によって決まりますか?
A.引っ越し価格は、次に挙げる3つの点から決まります。
・荷物量
・距離
・時間
・引っ越し時期
引っ越しの価格は、荷物の量や移動距離などによって大きく変動します。
荷物の量が多い、移動距離が長くその分時間がかかる、春に引っ越しが決まったといった場合、価格相場より高くなる傾向にあるため注意が必要です。 -
Q 引っ越し価格の内訳を教えてください。
A.引っ越し価格の内訳は、以下のようになっています。
基本料金:荷物の量、移動距離など
諸経費:人件費、梱包費など
オプション費:エアコンの取り外し、不用品回収など
引っ越し業者に見積もりとる際は、内訳まで細かくチェックし、費用が妥当かどうかを見極めるようにしましょう。 -
Q 引っ越しの価格を安くする方法はありますか?
A.はい、あります。
具体的には、以下のコツを押さえることで引っ越しの価格を安くできます。
・自分たちで不用品を処分しておく
・閑散期に引っ越しする
・荷造りを自分たちで行なう
・梱包材料を調達する
・荷物量が少ないなら単身パックを利用する
・長距離の引っ越しは混載便を使う
・フリー便を利用する
・帰り便を利用する
・一括査定見積もりを活用する
・値引き交渉を行なう