2024年10月30日
本記事ではゴミ屋敷での遺品整理について紹介します。
業者に依頼した際の料金相場や費用を抑えるコツも解説。この記事を読めば、ゴミ屋敷の遺品整理をスムーズに進められるでしょう。
記事の目次
ここでは遺品整理を業者に頼む判断基準や、業者に依頼するメリット、デメリットを解説します。
遺品整理を業者に頼む基準を紹介します。
下の項目で該当する物がある場合、プロの業者に依頼した方が良いでしょう。
遺品整理は想像以上に身体的・精神的な負担がかかります。
特にゴミ屋敷の場合は作業量が膨大なため、遺品整理業者に任せるのがおすすめです。
ここでは遺品整理を業者に頼むメリットとデメリットを紹介します。
◆メリット
◆デメリット
ゴミ屋敷では飲み残しのペットボトルが大量に放置されていたり、トイレやお風呂の水回りが機能せず、部屋全体が不衛生であることが珍しくありません。
害虫も発生するため一刻も早く片付けた方が良いですが、どこから手をつけて良いかわからず、作業が進まないケースも多いです。
プロに任せれば、不用品を一気に片付けてくれます。またハウスクリーニングや害虫駆除を行ってくれるところもあるため、ゴミ屋敷だった部屋が綺麗になります。
ゴミ屋敷での遺品整理の料金相場と、追加料金が発生する場合について解説します。
ゴミ屋敷の遺品整理料金は、1人暮らしのアパートで10万円から30万円、一軒家の場合で20万円から50万程度かかる人が多いようです。
ゴミ屋敷の場合、部屋の広さが同じでもゴミの量によって料金が大きく変わるため、料金相場にも幅があります。
下の表では、間取りごとの料金相場を紹介します。
◆ゴミの積載量が床から50cm未満の場合
間取り | 料金相場 |
---|---|
1R~1K | 32,000円~100,000円 |
1DK~1LDK | 55,000円~150,000円 |
2DK~2LDK | 82,000円~250,000円 |
3DK~3LDK | 110,000円~350,000円 |
4LDK〜 | 140,000円~ |
◆ゴミの積載量が床から150㎝未満の場合
間取り | 料金相場 |
---|---|
1R~1K | 160,000円~ |
1DK~1LDK | 250,000円~ |
2DK~2LDK | 350,000円~ |
3DK~3LDK | 500,000円~ |
4LDK〜 | 600,000円~ |
遺品整理で追加料金が発生するケースを紹介します。
◆処分するゴミの量が多い場合
遺品整理は片付ける物の量が多いほど料金が高くなります。
ゴミの積載量が背丈より高い場合、費用は料金相場よりも高くなるでしょう。
◆運び出しに手間がかかる場合
2階以上の建物でエレベーターがない場合、階段料金が追加されることが多いです。
またトラックが家の前に駐車できない場合、コインパーキングの駐車料金がかかります。
◆ハウスクリーニングや害虫駆除を頼んだ場合
遺品整理のほかにオプションで作業を依頼した場合は追加料金がかかります。
ゴミ屋敷のハウスクリーニングは1人暮らしの部屋で2万5,000円から4万5,000円程度、一軒家で6万円から15万円程度です。
ゴミ屋敷での遺品整理料金を抑えるコツを3つ紹介します。
3~4社から見積をとることで料金相場がわかり、より安い業者を選べます。
ゴミ屋敷の場合、直接家に来て見積を出してもらうのがおすすめです。なぜならゴミの量や種類、搬出のしやすさは実際に見ないとわからないからです。
なお、ハウスクリーニングや害虫駆除も依頼する際は、それらを含めた料金を提示してもらいましょう。トータルの費用を比較することで、本当に安い業者を把握できます。
遺品整理業者の中には、処分する遺品を買い取ってくれるところもあります。
遺品整理の料金から買取金額を差し引いてくれるため、費用を抑えられます。
買取対象は業者によって異なりますが、パソコンやテレビ、冷蔵庫などの家電製品や骨董品、貴金属は買取対象となることが多いです。
遺品整理の料金はゴミの量で決まります。そのため自分達でできる部分は事前に片付けておくと良いでしょう。
また予算が限られている場合は、訪問見積の際に作業内容を相談するのがおすすめです。
下記のように、予算に応じた提案をしてもらえるでしょう。
ゴミ屋敷を素早く片付けるには、業者にすべて依頼するのがベストです。
しかし遺品整理に出せる費用が限られている場合、技術が必要な部分は業者へ依頼し、細かな作業は自分達で行うのも1つの方法となります。
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ここからは、業者の選定から実際に作業してもらうまでの流れを解説します。業者に依頼する手順を知っておくことで、遺品整理をスムーズに行えるでしょう。
片付ける部屋の状況を把握します。具体的には次のポイントを確認しましょう。
見積を依頼する業者を2~4社選びます。業者選定のポイントは次のとおりです。
遺品整理業者の口コミはGoogleで探せます。良い口コミだけでなく悪い口コミにも目を通すのがポイントです。
おすすめの遺品整理業者はこの記事で紹介しています。
複数の業者に見積を依頼します。ゴミ屋敷の場合は訪問見積がおすすめです。
訪問見積では見積金額のほか、スタッフの対応も見てみましょう。見積もりに慣れていて、質問にもはっきり答えてくれるスタッフは作業経験が豊富な人が多いです。
料金やサービス、スタッフの対応などを比較し、遺品整理を依頼する業者を決めます。
作業日が決まったら、遺品整理で探してほしい物や残してほしい物をリストアップします。
具体的には、次のような物です。
また部屋に残しておく家具や家電などがある場合、張り紙を貼っておくとわかりやすくなります。
作業日当日は、基本的に業者が全て行ってくれるため特にすることはありません。立ち合いが不要な場合もあるため、依頼する業者に確認しておくと良いでしょう。
ゴミ屋敷での遺品整理のおおまかな流れは次のとおりです。
作業が完了したら部屋を確認し、料金を支払います。
ここでは、ゴミ屋敷の遺品整理をスムーズに行うポイントを3つ解説します。
ゴミ屋敷は片付ける物が大量にあるため、効率良く作業しなければなりません。作業前に片付けの優先順位を決めておくことが大切です。
具体的には次のような順番で行うとスムーズに片付けられるでしょう。
大型の家具や家電、自治体のゴミに出せない物は処分に手間がかかります。事前に処分方法を決めておきましょう。
品目 | 処分例 |
---|---|
タンスやベッド、ソファーなどの大型家具 | ・粗大ゴミに出す ・リサイクルショップで売る |
テレビ、冷蔵庫、エアコン、洗濯機のリサイクル家電 | ・不用品回収業者に引き取りを依頼する ・出張買取にきてもらう |
植木鉢の土 | ・ホームセンターで引き取ってもらう
・庭に埋める |
ゴミ屋敷の遺品整理は身体的・精神的に重い負担がかかります。故人を偲んで作業することも重要ですが、生きている人の健康や時間も大切です。
遺品を整理するのが辛いと感じたら、業者に頼むのがおすすめです。
ゴミ屋敷の遺品整理なら、粗大ゴミ回収隊がおすすめです。
粗大ゴミ回収隊は日本ナンバーワン総研のインターネット調査で以下の3冠を達成しています。
ゴミ屋敷の遺品整理にも慣れておりますので、どんな部屋でもお任せください。また遺品の買取やハウスクリーニングのご相談にも応じています。
ゴミ屋敷の遺品整理にお悩みの方は、お気軽にご連絡ください。
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