遺品整理で捨ててはいけないものがある!作業の注意点とともに解説!
2024.10.27
この記事では、遺品整理で捨ててはいけないものについてまとめています。故人の所有品をまとめる遺品整理ですが、数多くある品目の中には捨ててはいけないものも存在します。
誤って処分して取り返しのつかない事態とならないよう、品目の扱いには細心の注意を払いましょう。
あわせて遺品整理時の注意点も解説するため、遺品整理が控えている方、急な作業でも対応できるよう準備しておきたい方は参考にしてください。
遺品整理時には捨ててはいけないものがある
遺品整理時、捨ててはいけない品目がいくつかあります。捨ててはいけない理由は品目ごとにも異なりますが、金銭に関わるものや価値のある品、故人との思い出の詰まった物などさまざまです。
作業を進めていく中で、見るからに捨ててはいけないと判断できる品目もあれば、どう取り扱うべきか不明なものも出てきます。
その場合は家族・親族間で相談が都度必要になる場面もありますが、まずは以下のポイントを押さえておきましょう。
まずは遺言書の内容を確認する
遺品整理を進める前に、まずは故人が遺言書を残していないかを確認しましょう。遺言書とは、故人が家族や親族に対して財産の相続や処分に関することを明記する書類です。
法律で定められている方式で正しく作成された遺言書は法的効力を有するため、その内容に基づいて遺品整理を進めていくことになります。
財産の処分に関して、これだけでは捨てないでもらいたいと記載されているものについては、遺品整理中に見つけたら大切に保管をして然るべき取り扱いをしてください。
また、遺言書がなくても残されたエンディングノート等に記載があれば、故人の想いを汲んで遺品は取り扱いましょう。
現金がないか優先的に確認する
遺言書の確認した後は、金銭に関連するものとして代表的な現金の有無を見てみましょう。故人の財布や貴重品を入れているタンスなどを確認して、お札や小銭が残っていないかを調べてみます。
現金はたとえ少額であっても、残っていれば故人の財産となるため、遺言書に記載がなければ相続人同士で相談の上適切に分けなければなりません。
誤って不用品とともに処分することがないよう、現金が入っていそうな場所を優先的に調べて、取り扱いについて明らかにしておきましょう。
証券もあれば処分はしない
投資に関する関心が世の中でも高まりつつあり、証券を保有する方も増えています。故人が有価証券や保険証券を持っている場合、現金と同じく故人の財産として扱われるため、誤って捨てないように注意しましょう。
故人が生前に株主となっていた場合、相続人がその権利を受け継ぎます。
その際の配当金なども相続税の対象となりうるため、トラブルを起こさないためにも処分しないよう気をつけましょう。
遺品整理で捨ててはいけないものの主な例
本来捨てるべきでないものを誤って処分してしまうと、相続上のトラブルや関係各所との無駄な手続きの手間が発生しかねません。
遺品整理で捨ててはいけないものの例として、以下のような品目があります。
- 現金、証券
- 通帳、印鑑
- 身分証明書や年金手帳
- 故人の仕事に関連する品目
- デジタル遺品
- レンタル品
- 美術品、骨董品
後悔しないよう、慎重に仕分けを進めて遺品整理に取り組みましょう。
その他、遺言書やエンディングノートに故人が記載している品目があれば、作業者間で認識を共有しておき捨てないように作業を進めてください。
現金・証券
前述の通り、現金や証券は金銭に関連する大切な品目です。
金庫やタンスなど保管場所としてよく使われる箇所はもちろん、へそくりとして隠す可能性が高い本の間、生前によく身につけていた衣服のポケットに紛れていないかなど隅々まで確認してみましょう。
通帳・印鑑
故人の通帳やキャッシュカード、印鑑類も見つけ次第大切に保管しておきましょう。
故人名義の口座は金融機関が一時的に凍結するため預貯金の引き出しが不可になりますが、凍結解除のためには通帳やキャッシュカードも必要です。
また、印鑑や印鑑証明がないとスムーズに進められない手続きも多々あるため、紛失してしまうと何かと手間がかかる点は覚えておきましょう。
身分証明書や年金手帳
健康保険証やマイナンバーカードといった身分証明書、また年金手帳などは役所で手続きを行う際に必要です。
故人が受けていたサービスの解約や年金受給の停止など、これら品目を捨ててしまうと手続きが滞ってしまいます。
とくに年金受給に関する手続きは、遅れてしまうと亡くなった後でも振り込まれてしまい、後々返還の手間もかかるため面倒です。
故人の仕事に関連する品目
故人が仕事で使っていた道具や書類なども、捨てないように注意してください。
機密情報に関わる書類が紛れているリスクはもちろん、会社から貸与されている社員証やパソコンなど取り扱いには注意が必要です。
仕事に関連する品目を見つけた場合は、会社に連絡の上で手続きを進めてもらいましょう。
デジタル遺品
故人が所有するパソコンやスマートフォン、それに付随する情報などのいわゆるデジタル遺品は、誤って処分しないように注意してください。
故人が機器の整理を実施していない場合、内部にはオンライン口座や各種契約サービスの情報などが残ったままとなっています。
機器を捨ててしまうとこれらの解約手続きが困難となるため、遺族が無駄な契約費用を払うなどのデメリットも考えられます。
パソコンやスマートフォンは個人情報が詰まった機器でもあるため、そのまま捨ててしまうと情報漏洩のリスクも大きいです。
もし自身や家族が生前整理を進めている場合は、デジタル機器のデータ整理やサービス類の解約、ログイン情報を残しておくなどの対策はとりましょう。
レンタル品
DVDやウォーターサーバー、インターネット利用におけるモデムなどのレンタル品も、誤って処分しないよう注意です。
これら品目を誤って捨ててしまうと弁償代や、返却が滞っている期間の遅延金を請求される恐れがあります。
レンタル品には提供元のステッカーが貼られているため、処分前に必ずチェックをしておきましょう。
美術品・骨董品
美術品や骨董品など、売却価値がある品目も相続対象となるため捨ててはいけません。
中には素人目で判断できない品目もあるため、美術品や骨董品と思わしき物は専門家に鑑定してもらうのがベストです。
遺品整理業者の中には、整理作業と同時に品目の査定を実施してくれる業者もいるため、スムーズかつ安全に遺品整理を進めたければ依頼をおすすめします。
遺品整理時の注意点
遺品整理を進める際の注意点を紹介します。故人の遺品整理はほとんどの場合、家族や親族が一緒になって作業にあたります。
以下の点には気をつけた上で、適切かつ円滑に作業が進められるようにしてください。
個人で勝手に作業を進めない
遺品整理の作業はどの場面でも複数人で取り掛かり、なるべく個人で進める箇所が発生しないよう注意してください。
個人で勝手に作業を進めると、本来残すべき遺品を誤って処分してしまうケースも考えられます。仕分けの判断が微妙なものは皆で相談するなど、確認を取りつつ丁寧な作業を心がけましょう。
親族間のトラブルに気を付ける
遺品整理の作業は、財産相続に絡む問題で親族間のトラブルが発生しやすい状況でもあります。
遺言書に記載されていない故人所有の貴金属等は誰が相続するのかなど、関係者全員が納得のいく形に持っていけなければトラブルに発展しかねません。
遺品整理時にもし事前取り決めのない品目が見つかった場合は、親族間で落ち着いて話し合い、禍根を残す形とならないよう注意してください。
周囲に配慮して作業を進める
遺品整理では、屋内のゴミや不用品を処分する作業も進めます。
中には大型家具など運搬に手間がかかるものもあり、早朝や深夜に運び出す場合は近隣住民への配慮も必要です。
また、集合住宅の場合は会話や足音が周囲の部屋に響かないようにも注意しなければなりません。
家具の運び出しや人の往来の激しさ、これらが原因で近隣とのトラブルだけは起こさないよう、慎重に作業を進めてください。
不用品の処分方法は事前に決めておく
不用品の処分方法は、遺品整理の作業前にあらかじめ決めておくことが重要です。
運搬が困難な粗大ゴミはどう処分するかなど、当日になって考え始めると作業がスムーズに進まないこともあります。
家具や家電の場合は誰かが引き取るのか、それとも不用品回収業者に依頼するのか、当日の流れは決めておくのがベストです。
そのためには事前に現場を下見しておき、どのように作業を進めていけばよいかを確認しておきましょう。
自力での作業が不安なら遺品整理業者の利用も検討する
家が広くて作業に時間がかかる、人数が少なくてかなり労力がかかる、このような懸念があるのならば遺品整理業者の利用をおすすめします。
作業ノウハウのある実績豊富な業者は、遺品整理において捨ててはいけないものも熟知しており、品目を丁寧に仕分けてもらえるため安心です。
遺品整理業者もエリアごとに数が多く、利用者の口コミ・評判のよい業者選びが重要です。遺品という大切な物を取り扱ってもらうため、信頼のおける業者を探さなければなりません。
おすすめの遺品整理業者については、こちらの記事でも紹介しているため参考にしてください。
遺品整理は「粗大ゴミ回収隊」ならスムーズ!
遺品整理において仕分けは必須ですが、限られた時間や人員の中で作業していると、いくら注意していてもうっかり大切な物を捨ててしまう可能性はあります。
遺品整理の仕分けに不安が残る方は「粗大ゴミ回収隊」におまかせください。遺品整理の経験豊富なプロとして、遺品を迅速かつ丁寧に仕分け可能です。
金銭的価値のあるものから思い出が詰まった品目の仕分けまで、お客様の気持ちに寄り添いながら作業を進めます。
まずは無料でご相談
急な不用品回収から大掛かりな処分まで
粗大ゴミ回収隊が解決します。
営業時間:8:00-24:00(年中無休)
お支払い方法:現金、各種クレジットカード、銀行振込対応
遺品整理でよくある質問
- 単品の回収:1,000円~4,000円
- 複数品の回収:4,000円~10,000円
- 大量の回収(トラック積載プラン):9,800円~
- 大型家具(ソファ、ベッド、タンスなど)
- 家電製品(冷蔵庫、洗濯機、エアコン、テレビなど)
- 楽器類(ピアノ、ギター、ドラムセットなど)
- スポーツ用品(バイク、自転車、トレーニングマシン、ゴルフクラブなど)
- 育児用品(ベビーカー、チャイルドシート、ベビーベッドなど)
- その他(木材、レンガ、ペンキ、灯油、アダルトグッズ)
Q 粗大ゴミ回収隊ではどのようなサービスを行っているのですか?
粗大ゴミ回収隊では、不用品回収、粗大ゴミ回収、ゴミ屋敷の片付け、遺品整理などご家庭やオフィスにあるさまざまな不用品の回収と処分を行っております。
引越し時に不用になった家具や家電の処分を検討される方や、季節の変わり目に断捨離される方など、さまざまな方にご利用いただいています。 当社のサービスでは、各自治体の処分できない品目もあわせて処分が可能ですのでぜひ、粗大ゴミ回収隊にご相談ください。
Q 大体の値段を教えてください。
回収する不用品の種類や量によって料金が異なりますが、以下が大まかな料金目安です。
例:小型家電、椅子、テーブルなど
例:家具一式、家電セットなど
例:引越し時の大量処分、遺品整理など
より正確なお見積もりをご希望の場合は、お気軽にお電話またはメールでご連絡ください。詳細をお伺いし、無料でお見積もりいたします。
電話でお見積もりを依頼する(無料):<<フリーダイヤル:0120-264-157での無料お見積もりはこちら>>
お問い合わせフォームからお見積もりを依頼する(無料):<<お問い合わせフォームからの無料お見積もりはこちら>>
LINEでお見積もりを依頼する(無料):<<LINEからの無料お見積もりはこちら>>
また、実際のお客さまの作業事例も公式サイトにてご紹介しております。
<<実際の作業事例を見る>>
Q 追加料金等は発生しますか?
お見積もり後の追加料金は一切発生いたしません。
粗大ゴミ回収隊は、作業前に現場を確認し、どの程度の費用がかかるかを確認した後にお見積もりしております。
そのため、お見積もり時にご提示した金額が、最終的なご請求額となりますので、ご安心ください。
※ただし、お問い合わせ時のお見積もり内容と実際のご不用品や作業内容が異なる場合には金額が変動することがございます。
不明な点やご不安な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
電話で問い合わせる(無料):<<0120-264-157からのお問い合わせ>>
お問い合わせフォームから問い合わせる(無料):<<お問い合わせフォームからのお問い合わせ>>
LINEで問い合わせる(無料):<<LINEからのお問い合わせ>>
Q 粗大ごみの量が少ないのですが依頼可能ですか?
はい、もちろんです。粗大ごみの量が少なくても、回収のご依頼が可能です。
粗大ゴミ回収隊では、1点からでも粗大ごみの回収を承っております。
量に関わらず、お客さまのご都合に合わせて対応いたしますので、お気軽にご連絡ください。
また、家庭で処分が難しい具体的なものとして、以下のようなものがございます。
これらの処分にお困りの方は、ぜひ粗大ゴミ回収隊にご依頼ください。専門スタッフが迅速かつ丁寧に対応いたします。
回収品目や量に応じて料金が異なる場合がございますので、詳しいお見積もりや回収の手順についてご不明な点がありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
電話でお見積もりを依頼する(無料):<<フリーダイヤル:0120-264-157での無料お見積もりはこちら>>
メールでお見積もりを依頼する(無料):<<メールからの無料お見積もりはこちら>>
LINEでお見積もりを依頼する(無料):<<LINEからの無料お見積もりはこちら>>