2024年08月15日
この記事では、写真の処分方法についてまとめています。
引越しや断捨離、遺品整理などのタイミングで写真の処分を考える方もいるでしょう。
思い出の詰まった写真であればあるほど、処分する際は気持ちを込めて、かつ細心の注意を払って対応しなければなりません。
方法ごとの費用相場や処分時に後悔しないポイント、個人情報を守り安全に処分するための方法もあわせて紹介するため、これから写真を処分予定の方は必見です。
記事の目次
写真の主な処分方法を4つ紹介します。
デジタルカメラやスマートフォンが浸透した今でも、手元に実物として残る写真は重宝されています。
実物の写真はさまざまな方法で処分できますが、思い出の詰まったもの、個人情報に関わるものなどはどう処分すべきか悩ましい方も多いです。
手軽に処分する方法、少しでも安心して手放せる方法などを紹介するため、処分時の参考にしてください。
写真は燃えるゴミとして処分が可能なため、自治体のゴミ収集に出すことで回収してもらえます。
不要な写真がたくさんある場合でも、ゴミ袋にまとめて処分できるためもっとも手軽な方法です。
ただし写真は個人情報を扱う重要な品目でもあるため、細心の注意を払ってゴミ袋に入れてください。
収集センターに運ばれて焼却されるまでの過程で、万が一写真が流出するリスクを考えておくことも大切です。
思い出の写真をゴミとして処分するのは抵抗がある、そう考える場合は神社でお焚き上げを依頼するのもひとつの方法です。
お焚き上げとは、これまで大切にしてきた物を感謝をこめて焼却・供養する儀式で、お札や仏像などの処分時によく行われます。
縁起物だけでなく写真や手紙、身につけている衣服など自身や周りの人が大切にしていた品目は幅広く対応しているため、最後まで感謝の気持ちを持って手放したい方はこのお焚き上げを利用するとよいでしょう。
神社へ対象となる写真を持ち込んでお焚き上げを依頼するのが基本ですが、場所によっては郵送でも対応してくれます。
費用は神社によっても差があり、お焚き上げを実施していない、写真は非対応のケースもあるため要注意です。
故人が所有していた写真を処分する場合は、遺品整理業者に依頼するのもよいでしょう。
写真だけでなく故人の遺品をまとめて引き取り供養してくれるため、自分たちが遺品整理でゴミとして処分するのに抵抗がある場合にはおすすめです。
ただし、写真単品の処分には対応していない業者も多く、遺品整理の一環として写真処分のサービスがあるので費用が他の方法より高い点には注意しましょう。
処分を検討する写真は、不用品回収業者に依頼して引き取ってもらう方法もおすすめです。
大量に写真があってゴミとして処分するのも大変、写真を整理しているアルバムもまとめて処分したいなど、不用品回収業者はこれら悩みを解決してくれます。
単品からの依頼も可能ですが、写真を処分する場合は他の不用品もお得に処分できるパックプランを提供する業者を選ぶことで、効率よく身の回りの不用品を片付けられます。
不用品回収業者に依頼する場合は、相場に見合う料金でサービスを提供しており、かつ個人情報やプライバシー厳守の上で丁寧に処分してくれる優良業者選びが大切です。
業者探しにお悩みの方は、優良業者をまとめたこちらの記事も参考にしてください。
写真を処分する際の費用相場を紹介します。
前述した処分方法における費用相場は以下表の通りです。
処分方法 | 費用相場 |
---|---|
自治体のゴミ回収 |
無料 |
神社でのお焚き上げ |
1,000円~3,000円 |
遺品整理業者に依頼 |
40,000円~ |
不用品回収業者に依頼 |
2,000円~ |
自治体のゴミ回収では無料で処分できますが、写真の情報を守る対策は自身で施さなければなりません。
神社でのお焚き上げは場所によってはも実施の有無や費用が異なるため、事前に要確認です。
遺品整理業者の費用相場は作業部屋の間取りに応じても変わるため、写真以外もまとめて整理してもらう際は検討しましょう。
不用品回収業者に依頼する場合は、パックプランを提供する業者を探すことで大量の不用品をお得に処分可能です。
写真以外にも片付けたい不用品があれば、積極的に活用してください。
現像して所有する写真は、その人にとって大切な思い出が詰まっているケースが多いです。
そのため、処分を考えている場合は後悔が残らないように作業しなければなりません。
あの時手放さなければよかった、という思いをしないためにも、以下のポイントを意識して処分を進めてください。
写真など思い出の詰まった品目は、処分した後に後悔する方が非常に多いです。
その時はいらないと思っていても、しばらく時間を置いてみるとやはり処分すべきではなかったと考えてしまいます。
引越しや断捨離時に写真の処分を考えた場合は、本当に処分してよいのかどうかを慎重に検討しましょう。
大切な写真であれば、デジタル化して保存するのも重要です。
写真を捨てる理由の大半は、枚数が多くて場所を取るという点にあります。
スマートフォンやパソコンで確認できる画像データにしておけば、実物を処分しても思い出の写真を見返すことが可能です。
写真のデジタル化はスキャナーやスマートフォンのカメラ撮影など自身でも可能ですが、より鮮明なデータ作成には家電量販店のサービス利用がおすすめです。
たとえば、カメラのキタムラではアルバムの中身をすべてDVDにデジタル化してくれるサービスを提供しています。
鮮明にデジタル化できると、実物が必要になった場合に再度印刷しても画質が保証されます。
思い出の詰まった写真は、デジタル化してから実物を処分しましょう。
写真の処分時、思わぬ形で個人情報が漏洩して後悔するケースも見られます。
顔がはっきりと分かるものは個人を特定されてしまい、背景からは住所が特定される恐れがあるのです。
近年では、写っている人の瞳に反射する建物や風景から住所を特定されるといった問題も注目されています。
技術が進歩して鮮明な写真を残せる時代になった反面、個人情報の保護にもより敏感でなければなりません。
自分だけでなく、一緒に写っている家族や友人にまで迷惑をかけてしまうため、処分前の写真には何らかの対策を施しておきましょう。
自身でゴミとして写真を処分する場合の安全な方法を紹介します。
自身や周囲の人、家や近所の風景などが写っている写真は万が一の個人情報漏洩リスクを考慮して対策しておかなければなりません。
後から不安な気持ちにならないためにも、事前に以下の対策を実施しておきましょう。
処分前にハサミやシュレッダーで裁断しておけば、個人や場所を特定する情報も分からなくなります。
ハサミで切る場合は重要な部分を裁断、枚数が多い場合はまとめてシュレッダーにかけるとよいでしょう。
ハサミやシュレッダーではなく、手で破る方法も簡単でおすすめです。
写真のインクは漂白剤を使うことで溶けて白飛びするため、何が写っていたのか判別できない状態にできます。
何百枚、何千枚と大量に写真を処分する場合は裁断するのも労力がかかるので、漂白剤に浸けてまとめて溶かすのも効果的な方法です。
キッチン清掃等で使われる塩素系漂白剤を水に溶かしたものに写真を浸けて、30分程度放置してください。
作業を実施する際はゴム手袋で手を保護する、体調を崩さないよう風通しのよい場所を選ぶなど、安全面にも徹底しましょう。
自分の手で写真を裁断するのに抵抗がある、漂白剤で溶かすのも手間がかかると感じる場合には、処分する写真を紙や布で包んで外側から見えなくするだけでも個人情報を守る効果はあります。
包んだ上からガムテープ等を巻いておけば、ちょっとした衝撃で外れなくなるためより安全です。
ただし、大量の写真が不自然に紙や布で包まれているのを回収員が発見すると、本当に燃えるゴミかどうか判断するために中を見られる可能性があるため要注意です。
大量の写真を燃えるゴミとして処分する時は、小分けにして紙や布で包み、数回に分けて捨てるのがおすすめです。
書類や封筒などに記載された個人情報を隠すために使われる個人情報保護スタンプを写真に押すのも効果的です。
人の顔や住所が分かるものをスタンプで隠すことで、万が一写真を見られても情報を判別されません。
ただスタンプを写真の上から押すだけでよいため、枚数が少ない場合はこの方法で対処するのもよいでしょう。
個人情報保護スタンプは、文房具店などで手軽に手に入ります。
個人情報に関わる品目の処分時には役立つ道具のため、1本持っておけば何かと便利です。
写真を安全に処分したい方は「粗大ゴミ回収隊」におまかせください。
写真を1枚から大切に預かり、個人情報は厳重に守った上で丁寧に処分します。
単品での依頼はもちろん、その他不用品もまとめて処分したい場合はトラックに積み放題のお得なパックプランも提供中です。
引越しや遺品整理など、写真を処分する機会が訪れた際はぜひご活用ください。
対応エリアには最短25分のスピード駆けつけ、出張・見積もりにかかる費用は無料で追加料金も発生しません。
大切な写真を費用・サービス面ともに安心して処分したい方にはおすすめです。
写真やその他不用品に関するお悩み・ご相談はいつでもお問い合わせをお待ちしています。
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