2024年07月12日
この記事では、お札やお守りの正しい処分方法や処分するときのルールや費用にについても詳しく解説します。
お札やお守りは、神仏の加護を身近に感じさせてくれる大切な存在です。
しかし、不要になった場合は、感謝の気持ちを持って適切に処分することが大切です。
お札を捨てるとバチが当たると心配される方もいらっしゃいますが、捨ててしまったからといってバチが当たる心配はありません。
この記事を読めば、お札やお守りの適切な処分方法がわかるようになります。
こちらでは、お札やお守りの処分方法について4つの方法を紹介していきます。
古くなったお札やお守りを処分する際は、お札やお守りを受けた寺社に持ち込んで供養と処分をしてもらうのが一般的です。
これは古くから続く慣習であり、神様や仏様への感謝の気持ちを込めながら、お札やお守りを処分できます。
お札やお守りをお焚き上げなどの適切な方法で処分してくれる上に、多くは、無料で処分を行っています。
寺社では、回収場所が設けられていることもあり、その場合は併設されている賽銭箱に気持ちを納めることもできます。
どのようなご利益があったのか、ご利益に対する感謝の気持ちやお礼の意味を込めて、お札やお守りを受けた寺社に持っていくというのがよいでしょう。
どんど焼きは、年末から正月十五日頃にかけての小正月の時期に行われる伝統行事であり、感謝の気持ちを添えて、古いお正月飾りや門松、書き初めなどを燃やして、神様に納めます。
どんど焼きはお正月飾りを燃やす神事であるものの、お札やお守りも燃やせますし、どこで受けた寺社のお札でも納められます。
ただし、寺社に処分してもらう方法と同じく、遠方の場合を除いて、できるだけお札を受けた寺社に納めて、1年のご加護に対してお礼の参拝をするように心掛けましょう。
1年の始まりに行われる行事なので、その年の無病息災などを祈って、どんど焼きに出すようにしましょう。
お札やお守りをはじめとする神仏具を処分する際は、一般的には、授かった寺社に返納するのが基本ですが、事情によっては自宅で処分することも可能です。
お札やお守りは、多くの自治体で、処分を認めているので、手軽で費用をかけずに処分できます。
ただし、処分する前に自身でお札やお守りを清めてから、地域のルールや手順に従って、処分するようにしてください。
塩を用意し、お札やお守りに軽く振りかけてお清めした上で、感謝の気持ちとともに処分すれば、可燃ごみとして処分できる自治体が多いです。
不用品回収業者に依頼すれば、自宅から出ることなくお札やお守りを処分することができます。
また、お札やお守以外にも、不用品をまとめて処分することができますので、神棚やその他、家庭内の多くの不用品をまとめて処分する方におすすめの方法です。
業者によって料金は異なりますが、事前に料金を明確にしていない業者や、高額な料金を請求する悪徳業者も存在するため、業者選びに注意しましょう。
実際に複数の業者から見積もりを取って、料金やサービス内容を比較したり、業者の口コミや評判を確認したりすることで、悪徳業者を避けることができます。
また、決めた業者と契約する際にも、契約内容をよく確認し、キャンセル条件や違約金などを理解した上で契約しましょう。
信頼できるおすすめ不用品回収業者については、以下の記事でランキングトップ10を紹介しているので、こちらも参考にしてみてください。
こちらでは、お札をお寺や神社で処分するときのルールや費用について解説していきます。
お札やお守りを寺社で処分する場合は、神様や仏様への敬意を表すために、基本的には同じ宗派の寺社に持ち込むことが望ましいとされています。
それぞれの寺社には、お札やお守りの持ち込みに関するルールや規則があるので、事前に寺社のホームページなどで確認するか、直接問い合わせて確認しましょう。
ただし、お札やお守りを破損したり汚したりした状態で持ち込むのはマナー違反です。
遠方である場合など、足を運べない方もいるので、必ずしも同じ宗派である必要はなく、異なる宗派でも受け付けてくれる場合もあります。
神道や仏教は、もともと排他的な宗教ではなく、特定の宗教にとらわれず、困っている人を助けるという考え方を基に、お札やお守りの処分を受け付けています。
もちろん、他で受けたお札やお守りの持ち込みを断っているところもあるので、事前に寺社のホームページなどで確認するか、直接問い合わせて確認しましょう。
多くの寺社では郵送によるお札やお守りの返納を受け付けています。これは、遠方にお住まいの方や、直接寺社に足を運ぶことが難しい方にとって、大変便利な処分方法です。
郵送による返納を受け付けているかどうか、事前に寺社に問い合わせて確認しましょう。
供養料や処分料がかかる場合には、必ず現金書留封筒での郵送を行なう必要があります。「普通郵便」や「ゆうパック」などで現金を送ってしまうと、違法行為になるので、注意しましょう。
現金書留封筒は、「郵便局」か「ゆうゆう窓口」でしか取り扱いがないので、どちらかの窓口から発送するようにしてください。
お札やお守りを寺社で処分する場合、供養料は無料~100円程度が相場です。
ただし、寺社によっては初穂料や別途の費用を徴収している場合もあるので、事前に確認しておくことをおすすめします。
また、郵送する際には、供養料以外に、現金書留封筒、基本郵便料+現金書留送料がかかってきます。
郵送する場合には、1,000円〜2,000円程度が相場になります。
供養料については、事前に寺社のホームページなどで確認するか、直接問い合わせて確認しましょう。
不用品回収を利用する際には、供養料がかかりません。
お札以外にも処分するものがある方にとっては、お得に不用品を処分できます。
相場より安いおすすめ粗大ゴミ・不用品回収業者10社をランキング形式で紹介しているので、こちらも参考にしてみてください。
お札を処分する時には知っておくべきポイントがいくつかありますので、こちらでは5つのポイントを解説していきます。
お札を処分する際は、感謝の気持ちを伝えることが大切です。神様や仏様への感謝の気持ちはもちろんのこと、これまでお札を守ってくれたことへの感謝の気持ちも忘れずに伝えましょう。
お札の返納時期は特に決まっていませんが、一般的には年末年始に返納するのが良いとされています。
また、お札を包む紙に、感謝の気持ちを言葉で書き添えます。簡潔な言葉でも大丈夫なので、心のこもったメッセージを書きましょう。
最後に、お札を処分する前には、一礼して敬意を表します。
お札やお守りには効力の期限は、一般的に1年間とされていますが、効力期限が超えている状態のお守りを所有しつづけることは基本的には問題ありません。
神様や仏様は、新しいお札よりも古いお札の方がありがたかったりするわけではありませんので、お札やお守りを大切に扱うことが重要です。
中には、昔のお願い事や思い出が詰まったお札になっている方もいらっしゃるかと思いますので、思い出の品として持ち続けても良いでしょう。
お札を大切に持っていると、よいご利益があるという人もいます。
お札を捨てるとバチが当たると言われていますが、捨ててしまったからといってバチが当たる心配はありません。
捨てるとバチが当たるというのは、神道や仏教の本来の教えに基づいたものではなく、以下のような要因から生まれてきたと考えられます。
神道や仏教の教えを誤って解釈したことから、お札を捨てるとバチが当たると考えるようになったと考えられます。
捨てたことよりも、信仰心として、今後どう向き合っていくかという点の方が大切です。
お札はお寺であれば、「護摩札」、神社であれば「祈祷札」と呼ばれますが、どちらも同じ意味合いを持つものなので、返却を受け付けている神社やお寺もあります。
ただし、授かった神社・お寺に返納して供養してもらうのが一般的なので、本来は避けたほうが良いとされています。
寺社はそれぞれ異なる神様や仏様を祀っていることから、宗派の違うお寺や、違う神社への返納は断られるケースもあるので、事前に確認するようにしておきましょう。
お札を自宅で処分する場合は、塩を使って、お清めをしてから処分するようにしてください。
長年持ち歩いたお札には、清めをすることで、穢れを払い、清浄な状態に戻します。お清めを通してお札が守ってくれたことへの感謝の気持ちを伝えられます。
塩を使ったお清め方法は以下を参考の上、宗派などの方法に合わせて行うようにしてください。
お札やお守りの処分方法について7つ紹介しました。お札を捨てるとバチが当たると言われていますが、捨ててしまったからといってバチが当たる心配はありません。
ただし、処分するまでのご加護に対してお礼や感謝の気持ちで処分するようにしましょう。
不用品回収業者はお札だけではなく、不用になった家電製品や処分できずに眠っていた大きな不用品などもまとめて回収します。
他に不用品がないかも確認の上、お札の処分のタイミングで不用品が溜まっている方にはおすすめです。
お札やお守りの回収・処分はぜひ「粗大ゴミ回収隊」にご相談ください。
>>>粗大ゴミ回収隊への無料お見積りはこちら!
Copyright © sodaigomi-kaishutai All rights reserved.