コンクリートがら処分方法と費用!個人での捨て方・家庭でのブロック処分
2024.05.01
この記事では、コンクリートがらの処分方法と処理費用について紹介します。
個人事業主や会社での捨て方、家庭でのコンクリートブロックの処分方法も解説。
本記事で、コンクリートがらやコンクリートブロックを正しく適切に処分できるので、ぜひ参考にしてください。
目次
コンクリートがらとは
最初に紹介するのは、コンクリートがらについてです。
「コンクリートがら」とは、建設現場や家屋の解体などで破砕されたコンクリートの破片(がれき)のことで、業界内では、「コンがら」と略称で呼ばれていることもあります。
ほかには、コンクリートくず・がら混じり残土などもあり、発生過程や状態が異なり扱いも違います。
コンクリートがらは産業廃棄物扱い
コンクリートがらは産業廃棄物扱いとなるため、自治体での処分はできません。
行政が定める廃棄物処理法により、コンクリートがらは「工作物の新築、改築または除去に伴って生じたコンクリートの破片その他これに類する不要物」に分類されています。
また、家庭でのDIYで発生したコンクリートがらも(がれき類)とみなされ、自治体のゴミには出せないので注意してください。
コンクリートくずとの違い
コンクリートくずは、コンクリートがらと異なり、発生する過程と扱いが異なります。
「コンクリート製品を製造・加工する過程で発生した破片や塊・くず」の事をコンクリートくずと呼びます。
また、排出方法によっても以下のように分類されます。
- コンクリートがら:建築現場での解体作業・工事時
- コンクリートくず:建築現場以外で排出されたもの
ほかには、「がら混じり残土」というものもあります。
がら混じり残土とは、「産業廃棄物のがれき類に残土が混じりあったもの」のことです。
残土は、建築現場などで排出した土の事を指し、石や紙類、金属などが含まれているため、産業廃棄物とされています。
処分には、分別する必要がありますが、困難な場合は、がら混じり残土として処理可能です。
ただし、処理にかかる費用が高くなる事もあるので注意しましょう。
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コンクリートがらを処分する方法
次は、コンクリートがらを処分する方法について解説します。
コンクリートがらは産業廃棄物として扱われていますが、単純に処分するよりもリサイクルされることが多いです。
コンクリートがらの処分は、中間処理業者などが介在することでリサイクルが行われ、以下のように生まれ変わります。
◆再生砕石・再生路盤材として用いられる
コンクリートがらを破砕後「再生砕石」にリサイクルし、「再生路盤材」として用いられます。
道路や駐車場の敷地に使用されたり、舗装の基礎などに使われる素材となります。
◆再生骨材として使用される
コンクリートがらをリサイクルした再生骨材は、コンクリートの製造に使用されるセメントの発熱や収縮を抑制する素材として使われます。
処分・処理するためには、収集運搬する以下の業者が必要となります。
産業廃棄物収集運搬許可業者に依頼する
産業廃棄物に類するものは、産業廃棄物収集運搬許可を有する業者に回収してもらわなければなりません。
産業廃棄物収集運搬許可業者とは、「排出事業者から委託され、収集・運搬・処分を生業とする行政から許可を得た業者のこと」です。
行政から許可を得た「不用品回収業者」「廃品回収業者」などが当てはまるでしょう。
ただし、許可を得ていない業者も中には存在するので、そういった業者は違法営業となります。
利用すれば、金銭トラブルだけでなく間接的な不法投棄に加担することになり、罰せられる可能性があるため十分に注意しましょう。
コンクリートがらの処分費用目安
つづいて紹介するのは、コンクリートがらの処理・処分費用の目安です。
産業廃棄物の回収を行っている業者の料金表を参考にしています。
ただし、利用する業者ごとに処分費用が異なるので、あくまでも目安として参考にしてください。
業者によっては集荷物の料金単位が円/トンまたは、円/㎥など異なる場合があります。
また、収集運搬などの作業が必要な場合は、別途費用が発生することがあります。
利用の予定がある場合は、見積りを通して検討するのがベストです。
コンクリートがらの処理費用目安
品目 | 処分費用目安 円/㎥ |
---|---|
コンクリートがら(無筋) | 5,000円~ |
コンクリートがら(有筋) | 7,000円~ |
袋入りがら | 6,000円~ |
大がら | 10,000円~ |
特大がら(特殊がら) | 15,000円~ |
残土混じりがら | 12,000円~ |
コンクリートがら処分で業者に持ち込む場合の注意点
つづいて、コンクリートがら処分で業者に持ち込む場合の注意点について解説します。
自社で処理施設へ持ち込む場合、以下のルールを守る必要があります。
◆収集・運搬基準の遵守
運搬作業中にコンクリートがらが飛散・流出しないようにするほか、まわりに騒音や振動を起こさない処置が必要です。
◆車両表示
コンクリートがらの運搬車両には、産業廃棄物の収集・運搬の旨の表示、わかりやすい位置に排出事業者名の表示が義務付けられています。
表示には「文字の大きさ・色・表示位置」などのルールがあり、条件に満たない場合、表示義務違反と見做される可能性があるので注意してください。
◆書面の携帯
運搬時は、以下を記した書類の携帯が必要です。
- 排出事業者の氏名または名称および住所
- 運搬する産廃物の種類、数量
- 運搬する産廃物を積載した日付
- 積載した事業場の名称、所在地、連絡先
- 運搬先の事業場の名称、所在地、連絡先
以上の3つを遵守しなかった場合は、法律違反となり行政命令を受ける対象となってしまいます。
コンクリートがらを処理場に持ち込む際は、ルールをきちんと守って処分することが大事です。
家庭で排出したコンクリートブロックの処分方法
最後は、家庭で排出したコンクリートブロックの処分方法を紹介します。
家庭で使用されたコンクリートブロックも産業廃棄物の扱いとなるため、自治体のゴミでは排出できません。
また、DIYなどで粉砕、故意に破砕した場合はコンクリートブロックから「コンクリートがら」に変わるだけなので、いずれの状態も自治体では回収できないので注意してください。
コンクリートブロックの処分方法は以下の通りです。
不用品回収業者に依頼する
コンクリートブロックを処分するなら、不用品回収業者に依頼するのが面倒が少なく快適です。
コンクリートブロックを1〜2個ほど捨てるには、少々大げさかもしれません。
しかし、不用品回収業者の最大の利点は、他の捨てたい不用品も一括で処分できるサービス「パックプラン」があることです。
パックプランとは「不用品量に合わせた最適なトラックにより不用品を積み込めるサービス」のことです。
また、申し込みが電話やメールで簡単におこなえ、日時指定をすれば時間の融通も効き好みのタイミングで利用することができます。
依頼すれば、不用品の分別や重たいコンクリートブロックの運び出し作業など、全てを任せることが可能です。
手間や負担もかからないので、ラクに処分できます。
費用は、作業に伴う諸経費などを加味するとやや高い傾向にありますが「早く・簡単・ラク」にコンクリートブロック・不用品のまとめて捨てるなら最適解です。
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自分でコンクリートブロックを処理施設に持ち込む
自分でコンクリートブロックを、産業廃棄物の処理施設に持ち込む方法もあります。
ただし、漠然と持ち込んでも受け入れてくれない場合があるので、以下のような確認が必要です。
- コンクリートブロックに対応している処理場か
- 家庭のコンクリートブロックに対応しているのか
- 少量のコンクリートブロックを回収できるか など
利用する予定の処理施設へ問い合わせて確認しておくのがベストです。
できなかった場合は、不用品回収業者などの別の方法を検討しましょう。
コンクリート処分は「粗大ゴミ回収隊」がおすすめ!
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粗大ゴミ回収隊では、家庭で出たコンクリートブロックなども処分できます。
「パックプラン」を利用すれば、DIYで出た木材やレンガなども一緒に他の不用品を処分できます。
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