エンジンオイルの捨て方・回収方法!処分費用目安や廃棄時の注意点

エンジンオイルの捨て方・回収方法!処分費用目安や廃棄時の注意点

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2024.09.20

本記事ではエンジンオイルの正しい回収・処分方法について解説しています。

実はエンジンオイルを回収・処分する際には、いくつかしてはならない項目が設けられているため注意が必要です。

知らずに廃棄して不法投棄となってしまうことがないよう、ぜひ本記事を最後までご覧いただき、適切に処分しましょう。

エンジンオイルの回収・廃棄には注意が必要

エンジンオイルの廃棄には注意が必要です

エンジンオイルは、走行距離が一定の距離に達した場合や半年程度などの一定の期間が経過したときなど、ある程度のタイミングでの交換が推奨されています。

ガソリンスタンドなどで交換してもらう人の方が多いかもしれませんが、車好きの方やメンテナンスを得意とされる方の場合には自分でオイル交換をされるという人もいるでしょう。

しかし使用後のオイルは何らかの形で廃棄する必要があります。

不適切なエンジンオイルの廃棄を行えば、「不法投棄」となってしまうのです。

環境保全のためにも適切な方法で、安全に廃棄しましょう。

不法投棄してはいけない

当たり前のことですが、エンジンオイルが入った状態の缶などを山林や廃墟、河川敷などに投棄すれば「不法投棄」として処分を受けます。

またセルフのガソリンスタンドの敷地内や洗車場の片隅に放置することもできません。

個人が不法投棄を行った場合、5年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金、またはその両方が科せられます。

たとえペットボトル1本分のエンジンオイルであっても、不法投棄とみなされる場合があるため注意が必要です。

下水や川に流してはいけない

エンジンオイルは液体のため、どこかへ流してしまえばよいのでは?と考える人もいるかもしれません。

しかしエンジンオイルは決して水に溶けることはなく、自然に分解されるものでもありません。

下水や川、海などに流してしまえば、深刻な水質汚染や環境破壊を招くこととなってしまいます。

意図的にエンジンオイルを川や下水へ流せば、不法投棄となり罰金刑や懲役刑などに処されることとなるでしょう。

土壌に染み込ませてはいけない

エンジンオイルは土の上にまいて染み込ませたりしてはいけません。

近くの空き地や河川敷はもちろん、自宅の地基地内であっても土壌に流したりまぜたりするのはNGです。

このようにエンジンオイルを土にしみこませたり混ぜたりする行為は、土壌汚染につながります。

また雨が降ればしみ出して下水や川へ流れ込むため、水質汚染にもつながるのです。

エンジンオイルを燃えるゴミで回収・処分する際の正しい捨て方

エンジンオイルを燃えるゴミとして処分する際の正しい捨て方は?

実はこのエンジンオイルですが、自治体によっては「燃えるゴミ」として回収・処分できるところもあります。

ただし日本全国すべての自治体が同じというわけではないため、注意が必要です。

とはいえ最も身近で手軽に回収・処分できる方法ですので、少量のエンジンオイルを回収・処分する場合にはお住まいの地域のルールを確認してみるとよいでしょう。

燃えるゴミ・可燃ゴミとして出せる例

自治体によってルールは異なりますが、たとえば以下のようなやり方でエンジンオイルを「燃えるゴミ」や「可燃ゴミ」として回収・処分できる場合があります。

  • 東京都あきる野市:「エンジンオイル処理キット」で処理をして可燃ゴミとして出す
  • 東京都目黒区:「オイル吸込用パック」等の使用で可燃ゴミで回収・処分が可能
  • 神奈川県藤沢市:「固形剤」等にしみ込ませて可燃ゴミとして処分
  • 埼玉県川口市:一般ゴミに出す場合は布等に染み込ませて漏れないようにしてから出す
  • 埼玉県新座市:「廃油処理箱」等で固めて可燃ゴミとして出す

など。

このようにエンジンオイルを液体のままではなく、何かにしみこませたり固めたりした状態であれば、燃えるゴミや可燃ごみとして回収・処分できるとしている自治体がいくつかあります。

ちなみに「エンジンオイル処理キット」や「廃油処理箱」「オイル処理ボックス」といったオイルを固めるものは、ガソリンスタンドやスーパー、100円ショップなどで購入することが可能です。

エンジンオイル専用の物だけでなく、冷えたオイルを固形にできる製品であれば基本どれでも大丈夫です。

ゴミ処理場やクリーンセンターで引き取ってもらう

とても珍しいケースですが、液体のままクリーンセンターやゴミ処理場などで引き取ってもらえる場合もあります。ただし一定量を超える場合は、別の方法で回収・処分する必要があります。

  • 埼玉県所沢市:4Lまではクリーンセンターへの持込のみが可能

ただしこうした自治体の場合は、燃やせるゴミでの収集はNGというケースも多いので確認や注意が必要です。

ほとんどの自治体が「市では回収できない」

一部の自治体では液状でなければエンジンオイルの回収・処分を可能としているところもありますが、実際はほとんどの自治体が「市では回収できない品目」として分類しています。

どのような形であっても自治体ではエンジンオイルを回収しないというところもたくさんあるのです。

このように自治体で回収していない場合は、別の方法でエンジンオイルを処分しなければならないのです。

自治体以外でエンジンオイルを回収・処分方法と費用の目安

自治体以外でエンジンオイルを処分する方法と費用の目安

自治体以外でエンジンオイルを回収・処分する方法や、費用がかかる場合はその金額の目安などもご紹介します。

不用品回収業者に回収を依頼する

家庭や企業などから不用品を回収して処分を行う不用品回収業者でも、エンジンオイルの回収に対応している場合があります。

回収は基本有料となるため注意が必要。

1Lあたり数百円程度から、ペール缶の数や総重量などで見積もりとなる場合もあります。

業者によって「液体のままでOK」「液体は回収不可(処理剤で固形にする、処理箱に浸透させればOKなど)」と対応が異なる場合もあるため注意が必要です。

少量のエンジンオイルのみを回収してもらうと割高となってしまうこともあるため、依頼する際はご自宅などで不要となったほかの不用品と合わせて回収してもらうとオトクに利用できるでしょう。

不用品回収業者なら、エンジンオイルはもちろん、エンジンオイルを購入した際の容器(ペール缶)の空き缶などの回収もOKです。

エンジンオイルの容器「ペール缶」の回収・処分方法については、こちらが参考になります。

エンジンオイルも回収できるおすすめ不用品回収業者はこちら!

エンジンオイルを購入したお店で回収・処分してもらう

一部のホームセンターやガソリンスタンド、カーショップなど、エンジンオイルを販売したお店では、エンジンオイルを廃重油として引き取っている場合もあります。

無料で引き取ってもらえるところありますが、有料となることもあるため事前の確認が必要です。

「そのお店で購入した場合に限る」などの条件で引取りをしていることも多く、その場合には購入したことを証明できるレシートなどの提示を求められることもあります。

販売店やその店舗によってルールや費用、条件が大きく異なりますので、気になる場合はエンジンオイルを購入した店舗に直接確認するのが最善です。

ガソリンスタンドで回収・処分してもらう

ガソリンスタンドスタンドでも、不要になったエンジンオイルの回収を行っている場合があります。

ガソリンスタンドではエンジンオイルの交換サービスを行っています。

その際に不要となったエンジンオイルはオイルピットに溜めておき、廃油業者に回収依頼をしているのです。

そのため、相談すればガソリンスタンドでエンジンオイルを引き取ってもらえる場合もあります。

費用については、ガソリンスタンドによって大きく対応が異なります。

例えば4Lのペール缶1本など一定量までは無料で、以降は有料というスタンドもあります。

費用や引取りの条件については、引き取りを検討しているガソリンスタンドに直接ご確認ください。

ジモティなどで「欲しい」と募集している人もいる

少々特殊な例でありそう多くあるケースではないのですが、なかにはエンジンオイルなどの廃油を譲ってほしいと考えている人もいます。

主に仕事などで廃油を必要としている人が、個人や事業者などを相手に募集をしているケースが多いのです。

「20Lひとまとめ」など一定量まとめての引き取りを希望されることが多いなど、引取りに条件を伴う場合もありますが条件が合いそうな場合は相談してみるのもありでしょう。

ただしほとんどのケースが個人間でのやり取りとなるため、トラブルなどには注意が必要です。

しっかりと事前にやり取りを行い、信頼できる相手との取引を行うようにしましょう。

廃油回収業者に回収・処分してもらう

大量にエンジンオイルを保管している場合には、廃油回収業者に相談するのもアリです。

廃油業者では主に植物油などの回収とリサイクルを行っていますが、なかにはエンジンオイルも対象としている場合があります。

ただし少量での回収には対応していないことが多く、「200L以上」などの数量が対象となるケースが一般的です。

また1度の回収ではなく定期回収が対象となる場合もあります。

いずれにせよ多くの場合が事業所などへの回収となるため、該当しそうな場合には一度相談してみることをおススメします。

粗大ゴミ回収隊ならエンジンオイルも回収・処分可能

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粗大ゴミ回収隊では、使用後の廃エンジンオイルやペール缶などの回収・処分にも対応しています。

少量の回収・処分であってもご自宅や会社まで直接引取りに伺いますので、手軽にエンジンオイルの処分が可能です。

もちろん大量のエンジンオイルの回収・処分にお困りという場合も柔軟に対応いたしますので、遠慮なくご相談ください。

ペール缶が大量にあり運び出すのも大変!というときも、スタッフがすべて運び出します!

よりオトクに回収・処分をご希望の場合は、ほかの不用品と合わせてパックプランでまとめて処分するのがおススメです。

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エンジンオイルの回収・処分にお困りの方は、ぜひ「粗大ゴミ回収隊」にご相談ください。

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処分でよくある質問

    Q 粗大ゴミ回収隊ではどのようなサービスを行っているのですか?

    A.

    粗大ゴミ回収隊では、不用品回収、粗大ゴミ回収、ゴミ屋敷の片付け、遺品整理などご家庭やオフィスにあるさまざまな不用品の回収と処分を行っております。

    引越し時に不用になった家具や家電の処分を検討される方や、季節の変わり目に断捨離される方など、さまざまな方にご利用いただいています。 当社のサービスでは、各自治体の処分できない品目もあわせて処分が可能ですのでぜひ、粗大ゴミ回収隊にご相談ください。

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    Q 大体の値段を教えてください。

    A.

    回収する不用品の種類や量によって料金が異なりますが、以下が大まかな料金目安です。

    • 単品の回収:1,000円~4,000円

    例:小型家電、椅子、テーブルなど

    • 複数品の回収:4,000円~10,000円

    例:家具一式、家電セットなど

    • 大量の回収(トラック積載プラン):9,800円~

    例:引越し時の大量処分、遺品整理など
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    また、実際のお客さまの作業事例も公式サイトにてご紹介しております。

     

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    Q 追加料金等は発生しますか?

    A.

    お見積もり後の追加料金は一切発生いたしません。

     

    粗大ゴミ回収隊は、作業前に現場を確認し、どの程度の費用がかかるかを確認した後にお見積もりしております。

    そのため、お見積もり時にご提示した金額が、最終的なご請求額となりますので、ご安心ください。

    ※ただし、お問い合わせ時のお見積もり内容と実際のご不用品や作業内容が異なる場合には金額が変動することがございます。

     

    不明な点やご不安な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

     

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    Q 粗大ごみの量が少ないのですが依頼可能ですか?

    A.

    はい、もちろんです。粗大ごみの量が少なくても、回収のご依頼が可能です。

     

    粗大ゴミ回収隊では、1点からでも粗大ごみの回収を承っております。

    量に関わらず、お客さまのご都合に合わせて対応いたしますので、お気軽にご連絡ください。

     

    また、家庭で処分が難しい具体的なものとして、以下のようなものがございます。

     

    • 大型家具(ソファ、ベッド、タンスなど)
    • 家電製品(冷蔵庫、洗濯機、エアコン、テレビなど)
    • 楽器類(ピアノ、ギター、ドラムセットなど)
    • スポーツ用品(バイク、自転車、トレーニングマシン、ゴルフクラブなど)
    • 育児用品(ベビーカー、チャイルドシート、ベビーベッドなど)
    • その他(木材、レンガ、ペンキ、灯油、アダルトグッズ)

    これらの処分にお困りの方は、ぜひ粗大ゴミ回収隊にご依頼ください。専門スタッフが迅速かつ丁寧に対応いたします。

    回収品目や量に応じて料金が異なる場合がございますので、詳しいお見積もりや回収の手順についてご不明な点がありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

     

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