2023年06月03日
この記事では、使い捨てライターの正し方や注意点について詳しく解説します。
捨て方は自治体ごとに異なりますが、基本的にガス抜き等が必要となり、燃えるゴミなどとして普通に捨てることはできません。
発火や爆発などの事故につながる可能性もある危険物ですので、正しい処理を行うことが不可欠なのです。
安全にガスを抜く方法なども一緒にお伝えしますので、最後までチェックしてみてください。
記事の目次
ライターには基本的にガスやオイルが入っているので、燃えるゴミとは一緒に捨てることはできません。
下記では、ライターを処分する際の注意点をお伝えします。
ライターを割る行為は引火や爆発を引き起こす可能性があるので、推奨できません。
ガスが残っている状態で鈍器などの硬いものでライターを割ってしまうと、引火して火事になる場合があります。
ガスを抜いた後でも、まだライターの中に残っている可能性も考えられます。そのため、ライターは自己判断で絶対に割らないようにしましょう。
それでもライターを割りたい場合は自己処理をせず、専門の廃棄物処理業者や自治体のゴミ処理センターにまずは相談するのをおすすめします。
ライターを分解してから捨てる方法があります。
ただし、ガスやオイルが残ったままで分解すると、漏れ出してしまって引火する危険性があります。
ライターの中にガスやオイルがまだ残っているかをしっかり確認できない方には、ライターを分解して処分する方法はおすすめしません。
どうしてもライターを分解したい場合は、必ず換気の良い場所で行うようにしましょう。
ライターのガス抜きを行わずに、自治体のゴミ収集車で他のゴミと一緒にライターを回収してもらった場合、危険な事故を引き起こす可能性があります。
ゴミ収集車では回収したゴミを圧縮して運搬効率を上げています。
ライターが圧縮されて、ガスが漏れ出すと他のゴミに火が燃え移って大火災になってしまうほか、ガスが爆発する可能性も。
その結果、作業員に大きなケガを負わせてしまうかもしれません。
ライターを捨てる際はどんな処分方法であっても、必ずガス抜きを行いましょう。
ライターを自己判断で処分するのはどれだけ危険かご確認いただきましたが、実は自分自身でガスを抜くことで安全に廃棄できます。
ライターの種類によってガスの抜き方が異なるので、それぞれのライター別に安全にガスを抜く方法をお伝えします。
コンビニや100円ショップなどで売っている使い捨てのライターは、手軽に購入できるのでついつい家に溜まってしまいがちです。
実は、使い捨てのライターは購入するのは簡単ですが、処分するのは手間がかかります。
使い捨てライターを捨てる際は、液体ガスを完全に抜く必要があります。以下のとおりにガス抜きを行うと安全です。
処分する前に、必ず着火しないか確認しましょう。
ライターの中には、底の部分からガスを注入できるものもあります。下記では、ガス注入式ライターのガスの抜き方をご紹介します。
使い捨てライターと同様に、着火しないか必ず確認しましょう。
ジッポは見た目が格好良いので、コレクションのために購入する方も多いです。
しかし、オイル式のライターは使い捨てライターと違って、オイルを入れる仕組みになっています。そのため、処分するには難易度が高いです。
ジッポなどのオイル式のライターは、オイルを抜くことをおすすめしません。
なぜなら、ジッポなどに使用するオイルは、空気に触れるだけで火がつくくらい、引火性がかなり高いからです。
そのため、オイル式のライターは、自己判断で処分しないようにしましょう。
どうしても処分したい場合は、リサイクルショップに買い取ってもらうかオンラインフリマなどに出品するのをおすすめします。
もしくは、友人などの知り合いに譲ってしまいましょう。
ガスを使い切った、あるいはガスを抜き切った後のライターはどのように処分するのでしょうか?
主な処分方法は2つありますので、それぞれをご紹介します。
ガスを抜き切った使い捨てライターやオイルの入っていないライターは、自治体で回収してもらえます。
ただし、自治体によってライターの処分方法が異なります。
間違えた方法で自治体のゴミに出してしまうと、回収してもらえなかったり作業員のケガに繋がったりするので、注意が必要です。
例えば東京都港区では、ライターを不燃ゴミとして回収してもらえます。
港区ではライターを捨てる際、中身が見える袋に入れて「キケン・ライター」など袋にわかりやすく記入するというルールがあります。
ライターを破棄する方法をお住まいの自治体のホームページまたは電話でお問い合わせしてみましょう。
自治体や地域によっては、ライターの回収ボックスを設置している場合があります。
ライターの回収ボックスは主に、図書館や市民センターなどの自治体の公共施設に設置してあります。
そのため、買い物などのついでに回収ボックスにライターを捨てることが可能です。
ただし、自治体によっては回収ボックスを用意していない地域もあるので、設置場所がわからない方は電話で問い合わせし、場所を確認しましょう。
ガス抜きをする際は、風通しの良い場所や火の気のないところで行う必要がありますが、失敗すると引火する可能性があります。
ガス抜きに慣れていない方は、引火させてしまったりガスを吸って具合が悪くなってしまうことも。
下記では、「自分でガス抜きをするのが難しいし、失敗したら怖い!」という方への対処法についてお伝えします。
自力で捨てるのが難しい不用品についての処分方法はこちらの記事をチェック!
ガス抜きがそもそもできない方はもちろん、ライターの着火レバーが壊れてしまってガス抜きできないケースもあります。
自治体に問い合わせると何かしらの対処をしてくれる可能性があり、ガス抜きできていないライターでも回収してくれる場合もあります。
また、回収場所に出す際は、「ガスありのライター」など、他のゴミと一緒にならない工夫をしましょう。
ライターを製造したメーカーにお問い合わせすると、製品に合わせた適切な処分方法を教えてくれる場合があります。
お手持ちのライターがどこの製品かわかれば、メーカーにお問い合わせするのをおすすめします。
不用品回収業者は、使用済みのライターでガスが少し残っているものや、ジッポなどのオイル式のライターなどどんな状態の不用品でも回収してくれます。
また、ライター単品だけでは回収費用が高くなってしまう可能性があるので、一緒に粗大ゴミなど数点の不用品を回収してもらうのがおすすめです。
不用品回収業者についての詳しい内容は以下の記事をご覧ください!
ライターをどのように捨てるか困っている方は、「粗大ゴミ回収隊」にお任せください!
粗大ゴミ回収・不用品回収・ゴミ屋敷の掃除など、さまざまなゴミの回収を請け負っています。
また、単品のゴミ回収も行なっているので、ライターのみの回収も可能です。
粗大ゴミ回収隊では、地域の自治体では回収してくれないようなゴミも回収しています。ガス抜き前の使い捨てライターはもちろん、オイル式のジッポでオイルを抜かなくても回収できます。
また、トラックのせ放題プランもあるので、ライターのほかに粗大ゴミなどの不用品がある場合は、まとめて回収できるので、お得に処分することが可能です。
現地でのお見積もりは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
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