2022年01月17日
この記事では、冷凍庫の処分方法を処分にかかる費用を詳しく紹介します。
冷凍庫の処分方法や処分費用は、家庭用と業務用で異なるのがポイントです。
家庭用冷凍庫にはリサイクル料金がかかりますので、トータルでいくらになるのか確認して処分方法を決定しましょう。
記事の目次
まず、家庭用と業務用で冷凍庫の処分方法や処分費用が異なることを理解しておきましょう。
家庭用冷凍庫は「家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)」により、リサイクルすることが義務付けられています。
この法律は資源の有効利用を促進するためのものです。
家電メーカーなどにリサイクルの義務を与え、家電製品を使用した消費者に処分費用を負担させ、再商品化を行っています。
家庭用冷凍庫には「リサイクル料金」がかかります。
一部例外を除き、家庭用冷凍庫を処分する際の費用は「リサイクル料金」+「運搬費」の合計金額です。
つまり、リサイクル料金が無料の処分方法を選べば、より安く処分することも可能。
また処分方法を選ぶ際は、トータルの処分費用と処分にかかる手間も考えて選ぶのがおすすめです。
メーカーによって、また冷凍庫の容量ごとにリサイクル料金が変わります。
■リサイクル料金の目安
冷凍庫の容量 | リサイクル料金 |
---|---|
170L以下 | 1,870円~3,100円 |
171L以上 | 2,970円~3,700円 |
また、リサイクル料金と運搬費の費用目安は以下の通りです。
処分方法をクリックすれば、処分方法の詳細が確認できます。
■家庭用冷凍庫の処分費用
処分方法 | リサイクル料金 | 運搬費 | 処分費用合計の目安 |
---|---|---|---|
不用品回収業者 | パックに込みのことが多い | パックに込みのことが多い | 10,000円 |
家電量販店 | 3,740円~6,149円 | 2,200円 | 5,940円~8,349円 |
家電リサイクル受付センター | 3,740円~6,149円 | 3,157円 | 6,897円~9,306円 |
指定引取場所への持ち込み | 3,740円~6,149円 | 無料 | 3,740円~6,149円 |
不用品買取サービス | 無料 | 無料 | 無料 |
業務用冷凍庫は家庭用冷凍庫のように、家電リサイクル受付センターに申し込んだり、指定引取場所に持ち込んだりできません。
業務用冷凍庫は、基本的に産業廃棄物運搬業者に依頼して処分してもらいます。
または、厨房機器の買取業者に相談して、買い取ってもらうことが多いです。
処分方法をクリックすれば、処分方法の詳細が確認できます。
■業務用冷凍庫の処分費用
処分方法 | 処分費用目安 |
---|---|
不用品回収業者 | 14,000円~ |
不用品買取サービス | 無料 |
居抜き時での譲渡 | 無料 |
機器購入の引き取り | 7,000円~ |
家庭用と業務用の冷凍庫の処分方法は異なると説明しました。
それぞれの具体的な処分方法を理解しておきましょう。
まずは、家庭用の冷凍庫の処分方法をご紹介します。
不用品回収業者を依頼すれば、お客様の希望する日時に冷凍庫を回収に来てもらえます。
さまざまな処分方法がありますが、スピード重視したい方は不用品回収業者がおすすめです。
また、不用品回収業者の中でも不用品買取サービスを提供している不用品回収業者であれば、お得に処分できます。
査定をしてもらって、買取対象であれば現金化、買取対象外であれば不用品として回収してもらえます。
すぐに冷凍庫を処分したい方や、手続きを簡略化したい方におすすめの方法です。
不用品回収業者が家庭用冷凍庫の処分におすすめの理由を確認する方はこちら!
冷凍庫を購入した家電量販店にお問い合わせをすれば、引き取りに来てもらえます。
家電量販店でも冷凍庫の回収は有料です。
また、お問い合わせをしたら、すぐに冷凍庫を回収に来てくれるわけではありません。日程調整を行う必要があります。
家電量販店の代理で、家電製品のリサイクル活動を行っているのが「家電リサイクル受付センター」です。
家電リサイクル受付センターは、受付から回収まで日数がかかりますが、冷凍庫(170ℓ以下)であれば6,897円、冷凍庫(171ℓ以上)であれば7,887円で処分できます。
その他の冷凍庫の処分方法より処分費用が安いです。
各自治体が指定する引取場所に冷凍庫を持ち込むと、家庭用冷凍庫を処分してもらえます。
他の処分方法で必要となる搬出作業費がかかりません。
指定引取場所で処分する場合は、冷凍庫を持ち込む前に郵便局でリサイクル料金を振り込み「払込受付証明書を貼付したリサイクル券」を持参する必要があります。
家庭用冷凍庫でも状態が良い冷凍庫であれば、不用品買取の対象となります。
不用品買取の対象となれば処分費用はかかりません。
近頃は店頭買取だけでなく出張買取サービスなどが提供されています。
出張買取サービスすれば、冷凍庫の査定に駆けつけてくれて大変便利です。
しかし、買取対象外の場合はリサイクルショップに回収してもらえないため注意してください。
次に、業務用の冷凍庫の処分方法をご紹介します。
業務用の冷凍庫は産業廃棄物運搬業者に依頼して処分してもらうのが一般的です。
産業廃棄物運搬業者にお問い合わせをすれば、すぐに駆けつけてくれます。
しかし、不用品回収トラブルで冷凍庫が不法投棄されないように、産業廃棄物運搬業許可証を掲げている業者へ依頼してください。
不用品回収業者が業務用冷凍庫の処分におすすめの理由を確認する方はこちら!
厨房用品を中心に取り扱う買取業者が存在します。
飲食店の開業を目指す人は、少ない資金で店舗を持ちたいと思っているため、厨房機器は中古でも高く売れるのです。
そのため、見た目がキレイで機能する業務用の冷凍庫を処分する場合は買取サービスを利用してみてください。
買取サービスを利用する場合は、事前にお手入れをしたり付属品を揃えたりすることで効果買取の対象となります。したがって、売却前にお手入れをしておきましょう。
居抜き(調理機器を残した状態で事業売却すること)時に冷凍庫を譲渡するのも1つの方法です。
次の店舗オーナーに冷凍庫を譲渡すれば処分費用はかかりません。
相手にも喜んでもらえるはずです。この場合も冷凍庫のお手入れや付属品を揃えておきましょう。
業務用冷凍庫を新たに購入する際に、古い冷凍庫を処分してもらえます。処分は有料になりますが、値引きしてもらえることが多いです。
他の処分費用と比較してお得に冷凍庫が処分できます。
冷凍庫の処分に不用品回収業者がもっともおすすめです。
その理由を説明します。
家庭用・業務用と処分方法が異なります。
とくに家庭用冷凍庫は、リサイクル料金を支払って処分する方法が多く、トータルの料金で処分方法を考える必要があります。
しかし、不用品回収業者のパックプランを利用すれば、リサイクル料金や運搬費を込みで設定されていることが多く、トータルの料金も安く抑えて処分できるのが魅力です。
パックプランの料金が以下の相場より安く対応している不用品回収業者なら、より安く冷凍庫を処分できます。
パックプラン名(利用トラック目安) | 料金相場 |
---|---|
Sパック(軽トラック) | 25,000円~40,000円 |
Mパック(1.5tトラック) | 45,000円~60,000円 |
Lパック(2tトラック) | 60,000円~80,000円 |
LLパック(4tトラック) | 80,000円~ |
冷凍庫の重量は家庭用の場合、20kg~30kgあります。
家電リサイクル受付センターに処分を依頼する場合は、自分で運び出しておくのが原則です。
階段を下ろす作業は、一人暮らしの場合現実的ではないでしょう。
また業務用冷凍庫の場合は、100kgを超える大きなものがほとんどです。
不用品回収業者なら、重い冷凍庫を部屋、店舗から運び出して回収してくれるので、楽に安全に処分できます。
冷凍庫以外にも不用品がある場合にも不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
不用品回収業者のパックプランは、1点ずつの回収費用ではなく、トラック1台につきかかる料金だからです。
また、パックプランには車両費や階段料金などの諸経費もコミコミで設定されていることがほとんど。
処分する不用品が多ければ多いほど、1点あたりの処分費が割安になるため、いらないものが他にもあれば一緒にまとめて処分するのがお得です。
急な引越しなどですぐに処分したいときにも不用品回収業者はおおいに役に立ちます。
利用者の希望の日時に合わせて回収にきてくれるため、都合がつけやすいのが特長です。
また不用品回収業者の多くは、即日回収に対応しており、深夜や早朝などに回収してもらうことができる業者もあります。
冷凍庫を処分するなら不用品回収業者がおすすめです。
なかでも「粗大ゴミ回収隊」は冷凍庫をどの不用品回収業者よりも安く、簡単に処分できます。
粗大ゴミ回収隊のパックプランはSパック(軽トラック目安)が9,800円からと激安で対応。
広告費を削減し、不用品買取などで効率よくリサイクルするシステムが整っているからです。
即日回収にも対応しているので、急な引越しでも安心して依頼できます。
家庭用冷凍庫だけでなく、事業用の冷凍庫でも回収可能です。
冷凍庫の処分をお考えの方はぜひ「粗大ゴミ回収隊」にご相談ください。
自宅で使っている冷凍庫を処分したいのですが、自治体では処分できないそうです。なぜでしょうか?
家庭用冷凍庫の処分にかかる費用はいくらくらいですか?
冷凍庫を処分したいのですが、不用品回収業者を使うメリットはありますか?
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