2021年06月28日
洗濯機の回収・処分方法と費用について解説します。
洗濯機を処分する前にしなければならない「水抜き」についても紹介。
安全に洗濯機を処分したい方は必見です。
記事の目次
家電リサイクル法とは、家電製品の部品からリサイクルをして廃棄物の低減、資源の有効利用を推進するための法律です。
対象製品はエアコン・テレビ・洗濯機・冷蔵庫、冷凍庫の4製品が指定されており、適切な業者できちんとしたリサイクル回収が必要です。
【関連記事】家電リサイクル法の対象製品一覧はコチラ
洗濯機は生活必需品のため、故障する前の買い替えがオススメです。洗濯機の寿命は6年〜8年程といわれています。また、そのくらいの年数が経つと「交換部品が無くなる」「異音やエラーなど前兆がある」という風に、修理や動作に不安が出てきます。
そのため、6年〜8年程で買い替えを検討すると良いでしょう。早めに買い替えを検討すると、処分方法も余裕を持って選ぶことができます。
洗濯機の処分はリサイクル料金・収集運搬料金・その他費用のいずれか必要です。ここでは、リサイクル料金と処分方法別の相場をみていきましょう。
洗濯機のリサイクル料金はメーカーにより異なります。製品ごとに定められた料金のため、販売店により差額が出ることはありません。
具体的なリサイクル料金は「2,530円〜3,300円」程度になります。この料金に、収集運搬料金を含めた金額が処分費用になるケースが基本です。
費用がかかる回収・処分方法は次の3つです。家電量販店の費用は次の項目でまとめて紹介します。
回収・処分方法 | 費用相場 |
自治体の指定業者 | リサイクル料金+収集運搬料金(要問い合わせ) |
指定引取場所 | リサイクル料金のみ |
不用品回収業者 | 5,000円〜10,000円程度 |
リサイクル料金と収集運搬料金で構成される洗濯機の回収・処分費用ですが、不用品回収業者は「回収費用」という名目で、リサイクル料金は必要ありません。
家電量販店では販売店によって収集運搬料金が異なります。また、引き取り処分のみは対応していないところもあるのでご注意ください。
家電量販店 | 買い替え処分費用 | 引き取り処分のみ |
---|---|---|
ヤマダ電機 | 4,180円〜4,950円 | 6,930円〜7,700円 |
ビックカメラ | 4,180円〜4,950円 | 無し |
ノジマ | 4,180円 | 8,030円 |
ベスト電器 | 4,180円〜4,950円 | 6,930円〜7,700円 |
ケーズデンキ | 4,180円〜4,950円 | 7,480円〜8,250円 |
ヨドバシカメラ | 3,080円〜3,850円 | 無し |
エディオン | 4,180円〜4,950円 | 5,280円〜6,050円(エディオン購入品)
6,380円〜7,150円(エディオン以外で購入) |
コジマ | 4,180円〜4,950円 | 無し |
※2021年6月時点での情報です
※各販売店の詳細は公式ホームページにてご確認ください
※上記の表はリサイクル料金+収集運搬料金です
※建物の構造上回収が難しい場合別途料金が必要です
回収処分・売却・譲渡のいずれを選択します。売却できるか、自分で運搬できるかなど、自らの状況により最適な処分方法が異なるため、それぞれのメリット・デメリットを参考にしてください。
買い換え予定の方は配送時の回収が手間なくスムーズです。しかし、ネットの格安ショップで購入すると、処分を受け付けないところや、収集運搬料金が高額な業者も存在します。
それでも、ネットは製品価格が安い場合が多いため、買い替え全体の費用を安くするには比較検討が必要です。
メリット | ・買い替え商品と入れ替え ・運搬しなくてよい |
デメリット | ・回収・処分のみはしない販売店もある ・回収・処分のみは高額 |
購入した店舗に回収・処分を依頼する方法です。販売した家電リサイクル法対象製品の引き取りが義務のため、基本的に断れません。また、家電量販店だけでなく、ネットショップや販売店の系列店でも依頼できます。
購入店は特別費用が安いわけではないため、近くに販売店がなければ他の回収・処分方法を検討したほうが良いです。ネットショップでは、収集運搬料金が高額な場合や、引取業者と直接やりとりしないため手間がかかることもあります。
メリット | ・購入店のため依頼しやすい ・運搬しなくてよい |
デメリット | ・購入店が存在しない場合もある ・手続きが面倒な場合がある |
自治体の指定引取場所まで自分で運搬する方法です。事前予約が必要な自治体が多いため、ホームページなどで確認しておきましょう。また、処分には郵便局でリサイクル券を購入しておく必要があります。
指定引取場所での処分は回収の費用がかからず、リサイクル料金のみで処分できるため費用が安価なところが特徴です。しかし、運搬やリサイクル券購入の手間がかかるのが難点です。
メリット | ・費用が安い ・安心感がある |
デメリット | ・運搬が必要 ・リサイクル券の準備が必要 |
回収方法は自治体により異なります。自治体が回収をおこなう場合と指定業者が回収をおこなう場合があるため、リサイクル券の購入や費用など事前に確認が必要です。ホームページや電話で処分方法を問い合わせてみてください。
自宅前や指定場所での回収のため、自宅内から搬出しなければいけません。その分家電量販店などに比べると回収費用は安い場合が多い処分方法です。
メリット | ・回収費用が比較的安価 ・安心感がある |
デメリット | ・回収場所までの搬出が必要 ・問い合わせが必要 |
洗濯機は新生活を始める方や初めての一人暮らしを機に購入することが多いです。そのため、周囲に聞いてみると欲しい人がいるかもしれません。
譲れば費用もかからないため、回収・処分を依頼するよりお得な方法といえます。譲る際の注意点は、現物の確認や使用年数などの情報、運搬の方法などを事前に確認・納得した上で譲るようにしましょう。
メリット | ・無料で処分できる ・資源の有効活用になる |
デメリット | ・故障のリスクがある ・運搬が必要なことも |
不用品回収業者が他の回収・処分方法に比べて優れているところは、手続きや費用、回収までがシンプルで手間が少ないところです。好きな日時に予約をして、後は自宅で待つだけなので処分までにかける手間が圧倒的に少ない処分方法といえます。
また、手厚いサービスも不用品回収業者の特徴です。業者によっては見積もり無料・キャンセル無料、お得なトラックのせ放題プランなど、独自のサービスが多数存在します。費用も家電量販店と大きく変わらないため、汎用性やサービスの質でアドバンテージがある処分方法でしょう。
メリット | ・自宅内から搬出・回収してくれる ・即日対応など好きな日時に回収してくれる ・パックプランで不用品をまとめて回収・処分してくれる ・価値のある洗濯機は買取できるケースもある |
デメリット | ・悪徳業者も存在する ・費用が高いことがある |
【関連記事】
ネット上で近隣で欲しい人を募集する方法です。無料で処分できたり、引き取り希望など条件をつけることもできます。そのため、うまくいけば楽に処分できます。しかし「業者ではないのでトラブルの可能性がある」「欲しい人がいなければ処分できない」などのリスクもある処分方法です。
メリット | ・無料で処分できる ・運搬しない方法も可能 |
デメリット | ・トラブルが多い ・田舎では見つかりづらい |
希望の金額で出品できるため、他の方法より高く売却できることもあります。しかし、出品から発送までの手間が多いのが特徴。また、送料が高いためお買い得な金額でないと落札されない可能性もあります。また、発送後のトラブルにも対応が必要なので、コストパフォーマンスの悪い処分方法といえます。
メリット | ・高く売却できることがある ・欲しい人に使ってもらえる |
デメリット | ・多くの手間がかかる ・落札されないと処分できない |
状態のよい洗濯機や、人気メーカーの洗濯機は売却できるかもしれません。しかし、5年〜7年以内で状態の良い洗濯機でないと買取が難しいことがあります。店舗によっては回収にきてくれるため、売却できそうな洗濯機の場合は事前に販売店のホームページなどで確認しておきましょう。
メリット | ・販売店によっては回収してくれる ・その場で現金化できる |
デメリット | ・買取してくれないこともある ・運搬が必要な場合がある |
【関連記事】
洗濯機を回収・処分するときの注意点は次の2つです。
以上の2点を対策しておくと、スムーズな搬出作業ができるでしょう。
粗大ゴミ回収隊は顧客満足度No.1にも選ばれるプロの回収業者です。教育制度が充実しているため、丁寧で清潔感のあるスタッフが回収作業をおこないます。ここからは、そんな粗大ゴミ回収隊の魅力を解説します。
粗大ゴミ回収隊はさまざまな販路をもっているため、価値のある製品の高価買取が可能です。知識をもったプロのスタッフが査定するため、状態の良い人気の洗濯機を「相場より安く買い取られた」ということがありません。また、引っ越し時期などには家電の高価買取キャンペーンを実施しているため、ぜひホームページをご覧ください。
即日回収対応ができるため、急ぎの処分でも安心して依頼できるのが粗大ゴミ回収隊の魅力です。最短25分で到着する迅速な対応力は、お客さまから満足の声を多く頂いております。また、見積もりやキャンセルも無料のため、費用を知りたい方はお気軽にお問い合わせください。
パックプランは諸経費もコミコミなので不用品をお得に処分できます。次の諸経費が料金に含まれます。
4種類のパックプランが選べます。
パックプラン名 | 車両サイズ目安 | 粗大ゴミ回収隊 | 他社相場 |
---|---|---|---|
Sパック | 軽トラック(1K) | 9,800円 |
28,500円 |
Mパック | 1.5t(1DK) | 34,800円 | 50,000円 |
Lパック | 2t(2DK) | 54,800円 | 64,000円 |
LLパック | 4t(3DK) | 80,000円 | 90,000円 |
サイズなどご不明な点は、ぜひ無料見積りをご利用ください。
洗濯機の回収・処分は大きく費用が異なることはありません。そのため、回収・処分までの手間と運搬などの安全性を重視して選ぶと良いでしょう。特に、洗濯機の運搬は水漏れや破損・故障の原因になるため、プロに任せるほうが無難といえます。ぜひ参考に、無理をせず安全に洗濯機を回収・処分先をさがしてください。
Copyright © sodaigomi-kaishutai All rights reserved.