町田市

h2｜町田市で自治体が処分できないごみの種類について
　 町田市では不用品処分や遺品整理、ゴミ屋敷の片付けなどを行う際、自治体で収集・処分できない品目がいくつか存在します。これらの品目は特別な処理が必要な場合や法的規制があるため、町田市の一般的なごみ回収サービスでは対応できません。ここでは、町田市の自治体が処分できない具体的なごみの品目について詳しく説明します。
h3｜1. 家電リサイクル法対象品目
　 町田市の自治体は、家電リサイクル法に基づく特定の家電製品の回収や処分を行っていません。対象となる製品は以下のとおりです。 ・テレビ（ブラウン管、液晶、プラズマ）
・冷蔵庫・冷凍庫
・洗濯機・衣類乾燥機
・エアコン
　 これらの家電製品は専門のリサイクル業者に依頼する必要があります。町田市では購入店や指定引取場所への持ち込み、または有料回収サービスの利用が推奨されています。無許可で自治体に出すことはできませんのでご注意ください。
h3｜2. 危険物・有害ごみ
　 町田市では事故防止や環境保護の観点から、以下のような危険物や有害ごみは自治体回収の対象外となっています。 ・塗料・シンナー・ガソリンなどの引火性液体
・蛍光管・水銀使用製品（体温計・電池など）
・農薬・薬品類
・バッテリー（自動車用・家庭用ともに）
　 これらの品目は専門の回収機関や販売店の回収ボックスを利用して処分する必要があります。自治体にそのまま出すと回収を拒否されるうえ、周囲に危害を及ぼすリスクがあるため十分注意してください。
h3｜3. 建築廃材・土砂・大型金属類
　 リフォームや遺品整理の際に出る建築廃材や土砂、鉄骨などの大型金属類も町田市の収集対象外です。具体的には以下の品目が該当します。 ・コンクリート塊、レンガ、瓦
・木材（100cm以上の大きさのもの）
・金属製のフェンス、パイプ、脚立などの大型物
・土砂・砂利
　 これらは市の一般ごみ収集では処理できないため、専門の産業廃棄物処理業者に依頼する必要があります。無断で一般ごみに混ぜて出すと、処理ができず返却されるケースもあります。
h3｜4. 自動車関連廃棄物
　 自動車やバイクの部品、タイヤ、バッテリーなどは町田市の粗大ごみや一般ごみでは回収対象外です。特にタイヤやエンジンオイル、使用済みバッテリーはリサイクル法や有害物質管理の対象となっているため、販売店や認定業者に引き取ってもらう必要があります。
h3｜5. パソコン及び周辺機器
　 町田市の自治体では、パソコン本体やモニター、周辺機器を回収していません。個人情報保護の観点からもパソコンは専門の回収業者に引き取らせることが推奨されています。メーカーの回収サービスを利用するか、認定リサイクル業者を利用してください。
h2｜まとめ
　 町田市で遺品整理や不用品処分を行う際、自治体に回収できないごみが多くあります。特に家電リサイクル法対象品目、危険物・有害ごみ、建築廃材・土砂、自動車関連廃棄物、パソコン類はそれぞれ専門の処分方法が必要となります。間違って自治体に出しても処理されず、トラブルの原因になりますので、該当するものは専門業者や販売店の回収サービスを利用してください。これにより適切かつ安全な処分が可能となり、ご自身だけでなく地域の環境保全にもつながります。