この記事では、屋根瓦の処分費用から処分方法まで詳しく解説します。

屋根の葺き替え工事や撤去工事を依頼した際に、処分費用の高さに驚くことがあるでしょう。

瓦の処分費用は想像以上に高額です。

専門業者に処分を依頼すれば、ワンストップで楽ですが処分費用は高くなります。

お得に屋根瓦を処分したい場合は他の方法を検討してみてください。

屋根瓦の処分費用

屋根瓦を撤去する場合には「撤去費用」「処分費用」「搬出費用」がかかります。

屋根瓦の処分費用の平均相場は以下の通りです。

瓦の処分費用は想像以上に高いことが、表から分かります。

■屋根瓦の処分費用

瓦の処分費用を安く抑える5つの方法

屋根瓦の処分費用の高さに驚いた方もいるのではないでしょうか？

次に、屋根瓦の処分費用を安く抑える方法をご紹介します。

不用品回収業者を利用する

不用品回収業者を利用すれば、屋根瓦を即日回収してもらえます。

不用品回収業者の魅力は、回収・搬出・処分をまとめて依頼できます。

また、不用品回収業者の定額パックを利用すれば、お得に屋根瓦を処分することも可能です。

大量の枚数を処分する場合は、自治体より処分費用が安くなることもあるためおすすめです。

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自治体サービスを利用する

自宅の屋根瓦は産業廃棄物ではなく「家庭ゴミ」として取り扱います。

自治体に応じて屋根瓦の処分に対応しているか異なりますが、30坪の屋根瓦の処分費用は15万円程度です。

とても安い料金で処分できますが、自治体は1度に処分できる分量が決められており、少しずつ処分を依頼しなければいけません。

1度の処分枚数は5枚までと上限が定められている自治体もあります。そのため、自治体の処分には煩わしさを感じてしまうでしょう。

持ち込み可能な処分場に持って行く

ゴミ処理場へ瓦屋根を持ち込めば、1kg当たり８０円程度で処分できます。

30坪の住宅の屋根瓦は約6000kgなので、処理場へ持ち込めば48,000円程度＋交通費で処分してもらえます。

屋根瓦は重量があるため搬出作業は大変かもしれませんが、少量ずつ運ぶなど時間的に余裕があり、少しでもお得に処分したい方におすすめです。

ただし持ち込み可能な処理施設は、自治体では少なくなってきています。

予約が必要な処理施設もあるため、必ず自治体公式サイトで確認して、持って行きましょう。

屋根瓦を再利用する

屋根瓦を再利用すれば処分せずに済みます。

瓦チップを作成して庭園の飾りに利用する人もいます。

瓦チップを庭に敷けば、水捌けが良くなり防草効果をもたらすなど多くのメリットがあります。

また、木や植物の被覆材として使用されることが多いです。

しかし、屋根瓦を砕く作業は想像以上に大変です。

怪我をしてしまう恐れがあります。そのため、瓦チップを作りたい場合は、専門業者に依頼した方が良いでしょう。

瓦をリサイクル業者へ売る

屋根側はキレイに取り外されたら再利用できます。

空き缶や鉄くずを集めて収入を得ている人がいますが、屋根瓦も売却できます。

とくに、鬼瓦など珍しいものを含む場合は、伝統的価値があるとみなされて喜んで引き取ってもらえるでしょう。

自宅の近くに屋根瓦のリサイクル業者がある場合はお問い合わせをしてみてください。

屋根側を引き取れるリサイクル業者は少ないですが、近くにあれば現金化できて満足できるでしょう。

瓦処分の際の注意点やポイント

ここからは瓦を処分する際に注意したいことやポイントとなることを説明します。

どのような状況で瓦を処分するのか、どの方法がもっとも効率良く格安で処分できるのか検討する際にお役立てください。

瓦の大量撤去は自分では難しい

屋根にまだ設置されている状態の大量の瓦は自分で撤去するのはほぼ無理です。

割れていたり、古くなっていたりして数枚だけ自分で撤去して交換することはできなくはないでしょう。

しかし、屋根に上ることはケガのリスクも伴います。

大量に瓦を撤去するのは専門業者にお任せするのが得策です。

解体で出た瓦は産業廃棄物扱いになる

空き家や実家の片付けで、家屋を解体する際に出た瓦は、産業廃棄物扱いとなります。

自分で家屋を解体することはほとんどなく、解体業者に依頼するのが一般的です。

家屋の解体で出た瓦は、依頼した解体業者が処分してくれます。

産業廃棄物を不法投棄すると、解体作業を行った業者が産業廃棄物処理違反となります。

もちろん、瓦の処分にかかる費用も解体費用に含まれているため、責任をもって解体作業をしてくれる業者を探してください。

リサイクルより処分がコスパがいいことも

瓦を処分するには、ある程度の費用はかかります。

リサイクルした方が環境にも優しいのはたしかです。

しかし、思っているよりもリサイクルするのはコストがかかります。

少量の瓦なら粉砕してガーデニングなどで再利用し、大量の瓦は処分する方のがおすすめです。

自治体での回収に出す手段もありますが、大量の瓦だと手間もかかります。

そのため不用品回収業者を利用するなど、別の処分方法を選択する方がコスパが良くなることもあります。

不用品回収業者に瓦処分を依頼するのがおすすめ！

瓦を大量に処分する際は不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。

不用品回収業者を使うメリットも交え、理由を説明します。

即日回収に対応も可！すぐに処分できる

不用品回収業者は即日対応していることが多く、すぐに瓦を処分できます。

対して自治体などのゴミとして出すとなると、回収できない場合も多いです。

運よく自治体で処分できたとしても、数日～数週間は時間がかかります。

すぐに瓦処分をしてもらいたいときには不用品回収業者を利用するのがおすすめです。

重い瓦の運び出しもお任せ！

自治体で瓦をゴミとして出す場合、自分で集積所まで運び出さなくてはなりません。

瓦の重さは、1枚あたり3kgくらいはありますので、大量に運び出すのは大変です。

不用品回収業者を利用すれば、瓦の運び出しもお任せできるので、楽に安全に処分できるのがおすすめの理由です。

大量の瓦も一気に処分できて安い

できるだけ安く瓦を処分したい場合でも不用品回収業者を利用するのがおすすめです。

大量に瓦チップにするのは粉砕するのに大変ですし、リサイクル業者に売る場合でも必ずしも引き取ってもらえるとは限りません。

大量の瓦を処分するなら、不用品回収業者を利用して効率良く、安く処分してしまいましょう。

ほかの不用品もまとめて処分できる

瓦以外にも不用品があれば、一緒にまとめて処分できるのも不用品回収業者の魅力です。

なかには家屋の解体にも対応する不用品回収業者もあり、解体後は瓦を産業廃棄物として処分してくれます。

実家や空き家などを解体する際でも、解体と同時に瓦、そのほかの不用品を処分してくれるのがメリットです。

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