解体で不法投棄されるリスクは？

はい、ごく一部の悪質な業者に依頼してしまうと、解体で出た廃材を不法投棄されるリスクは確かに存在します。
これは依頼主にとても重大なトラブルや法的責任につながる可能性があります。

不法投棄されるリスク▼
依頼主にも責任が及ぶ可能性…廃棄物処理法では「排出者責任」があるため、不法投棄が発覚すると、依頼主も処分命令や罰則の対象になることがあります。
土地の所有者から損害賠償請求される可能性…投棄された土地の所有者が、原状回復の費用を請求するケースも。
行政指導や調査の対象になる可能性…投棄された物に事業者名などがあった場合、調査対象として行政から照会が入ることもあります。

こういったトラブルを避けるために、以下のポイントを押さえて解体業者・回収業者を選ぶようにしましょう。

産業廃棄物収集運搬業の許可を持っている業者を選ぶ
┗法律に基づいた処理を行う業者かどうか、必ず許可番号を確認しましょう。
マニフェスト（産業廃棄物管理票）を発行してもらう
┗廃材の「出所〜処分までの流れ」を記録する伝票。優良業者は必ず発行します。
見積書に「処分費」が明記されているか確認する「処分費込み」とだけ書かれている業者は要注意。「品目ごとの処分費」が記載されている業者が安心です。
口コミ・実績を確認する
┗過去の評判や対応履歴で、トラブルのない業者を選ぶことが一番の防止策です。