2024年09月11日
この記事では、不要になったノートパソコンの処分についてまとめています。
精密機器のノートパソコンは一見処分が難しいイメージもありますが、実は様々な方法で処分可能です。
手放す際は情報の取り扱いに細心の注意を払ったうえで、後悔のない処分にしましょう。
費用相場や処分時の注意点、事前のデータ消去方法もあわせて紹介します。
これからノートパソコンの処分を考えている方は、記事を参考に処分を進めてください。
記事の目次
ノートパソコンの主な処分方法を5つ紹介します。
小型家電に該当するノートパソコンは自治体のゴミ回収に出せず、適切な方法で処分しなければなりません。
以下の方法から選択して、安全かつ適切な処分を心がけてください。
家電量販店は小型家電リサイクル法に基づいて、ノートパソコンの回収に対応しています。
そのため、不要になったノートパソコンは家電量販店に持ち込む、もしくは郵送することで処分してもらえます。
店舗によって費用の有無や条件も異なるので、詳細については要確認です。
状態がよければ買取にも対応、またデータ消去のサービスを回収時に実施してくれる店舗もあるため、気になる点は各店舗の公式サイトや問い合わせで確認してみましょう。
パソコンは、資源有効利用促進法に基づいてメーカーによる回収・リサイクルが義務付けられています。
そのため、製造メーカーに問い合わせることで不要なノートパソコンも引き取ってもらえます。
処分の際「PCリサイクルマーク」が添付された製品については基本的に費用が無料です。
ただし、メーカーによっては他社製品の場合有料、純正品以外の付属品は回収不可などの条件もあるため要確認です。
またメーカーが不明、もしくはなくなったメーカーの製品を所有している場合は、一般社団法人パソコン3R推進協会が有償で対応してくれます。
状態のよいノートパソコンは、リサイクルショップに持ち込むことで買い取ってもらえるケースもあります。
ゴミとしての処分ではなく、少しでも現金化を期待するのであれば処分方法としてもおすすめです。
ただし、持ち込み時はデータ消去を忘れずに実行しましょう。
データが残ったまま第三者に製品が渡るリスクについては重々承知のうえで処分を進めてください。
フリマアプリやオークションに出品すると、リサイクルショップよりも高値で売却できる可能性も高いです。
購入してから日の浅い製品、スペックのよい製品などはこれらサービスを利用して買い取ってもらうのもよいでしょう。
ただし、サービス利用料や配送コストが別途かかる点、そして第三者に渡る情報漏洩のリスクも考えて慎重な作業が求められます。
データを確実に消去できる場合は、選択肢としておすすめです。
ノートパソコンをもっとも手軽に処分したい場合は、不用品回収業者への依頼がおすすめです。
現場までスタッフが駆けつけてくれるので、どこかへ持ち込んだり配送する手間がかかりません。
単品はもちろん、付属品や他の不用品がある場合もパックプランでお得に処分してもらえます。
エリアに対応する業者は到着時間も早く、即日対応も可能なため、急ぎで片付けたい方にも向いています。
不用品回収業者は各エリアに多く存在するため、適切に運営される優良業者を選択しましょう。
おすすめの優良業者については、こちらの記事も参考にしてください。
ノートパソコン処分時の費用相場は、以下表の通りです。
処分方法 | 費用相場 |
家電量販店による回収 | 無料~3,000円 |
メーカーの引き取り | 無料~5,000円 |
リサイクルショップへの持ち込み | 無料 |
フリマアプリ・オークションへ出品 | 無料(サービス手数料・配送料はかかる) |
不用品回収業者に依頼 | 2,500円~ |
家電量販店やメーカーへの処分は、店舗のサービス内容やPCリサイクルマークの有無によっても費用は変わります。
費用を安く抑えたい場合にはそれぞれの詳細をよく調べておきましょう。
不用品回収業者に依頼すると、単品ではなく付属品やその他の不用品もパックプランでお得に処分してもらえます。
引っ越しや大掃除のタイミングでノートパソコンを処分するのであれば、不用品回収業者の利用も検討してみましょう。
費用が安いおすすめの不用品回収業者は、こちらの記事でも紹介しています。
ノートパソコン処分時の注意点をいくつか紹介します。
正しく処分ができない、処分時に後悔してしまうケースとならないよう、以下の点は心がけておきましょう。
ノートパソコンは小型家電リサイクル法の対象品目として、一般ゴミ・粗大ゴミとしての処分は認められていません。
パソコンには希少金属であるレアメタルが含まれており、有効活用のためにもリサイクルが義務付けられています。
ゴミとして処分する場合は家電量販店への持ち込みや製造メーカーの引き取りなど、このレアメタルを適切にリサイクルできる方法を選択しましょう。
一般ゴミ・粗大ゴミとして処分すると不法投棄とみなされて、5年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金が課せられるため注意が必要です。
ノートパソコンは、バッテリーにリチウムイオン電池を採用している製品が多いです。
リチウムイオン電池は経年劣化や外部衝撃などあらゆる要因で膨張しますが、この膨張が著しいものは家電量販店で引き取ってもらえないケースもあるため注意が必要です。
この場合は本体からバッテリーを取り外して、別途バッテリーのみを処分しなければなりません。
膨張したバッテリーは回収に対応する自治体か、不用品回収業者に依頼して引き取ってもらいましょう。
自治体によっては非対応の地域も多いため、不用品回収業者への依頼がおすすめです。
ノートパソコンを処分する際は、データ消去を必ず実施しましょう。
普段使いしていたノートパソコンには、仕事やプライベートの情報がたくさん詰まっています。
これらデータを内部に残したまま処分してしまうと、大切な個人情報を第三者に盗まれるリスクがあります。
買い取ってもらう場合や譲る場合はもちろん、ゴミとして処分する場合でも万が一を考えてデータ消去を実行してください。
処分までのデータ消去は必須ですが、重要なデータについては事前のバックアップを必ず取りましょう。
仕事のデータや大切な写真など、完全にデータを消去してしまうと二度と取り出すことができません。
クラウドサービスやUSB等の外部メモリ、スマートフォンなどを活用してデータを移しておき、重要なデータが消えないように対策してください。
ノートパソコン処分時の確実なデータ消去方法を紹介します。
ノートパソコンに組み込まれているHDDやSSDといったストレージのデータは、画面上で操作できるゴミ箱へのファイル移動やフォーマットのみでは完全に削除されません。
確実にデータを消去するためには、以下の手段を取ってください。
ゴミとして処分する場合には、ノートパソコン内蔵のHDD・SSDを物理的に破壊すれば確実にデータが消去されます。
HDDの場合は記録面のプラッター、SSDの場合はカバー内部から本体を取り出して壊すことでデータを消去できます。
それぞれドライバーやハンマー、電動ドリルなどの工具を駆使することで破壊できるため、周囲の安全を確認したうえで実践してみましょう。
専用ソフトを利用することで、物理的に破壊せずともストレージ内部のデータを完全に消去できます。
パソコンをゴミとして処分せず、買取や誰かに譲る方向で検討している場合はこの方法でデータを消去すれば本体も引き続き利用可能です。
データ消去ソフトは数多くのメーカーから販売されていますが、以下の点には注意して選んでください。
データ消去ソフトの相場は、3,000円〜10,000円になります。
この費用内で評判がよく、初心者でも扱いやすいソフトであるかどうか、そしてOSが対応しているか調査して慎重に購入しましょう。
パソコンのデータ消去は、専門業者に依頼することも可能です。
データ消去のみ対応の業者もあれば、データ消去後にそのまま処分も進めてくれる業者もあります。
自身で完全にデータを消去する手立てがない方、パソコンの知識に疎く不安がある方は、専門業者に対応してもらえば安心です。
データ消去の専門業者は数多く存在するため、以下のポイントを押さえておきましょう。
法外な料金を請求してくる、もしくはデータの取り扱いが杜撰な悪徳業者に依頼しないよう注意してください。
パソコンのデータ消去についてより詳しく知りたい方はこちら!
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パソコンのような小型家電も問題なく回収可能、ご希望のタイミングでスタッフが現場へと伺い迅速に作業いたします。
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