ゴミ屋敷の片付け方完全ガイド!自力でやる?プロに頼む?
2018年10月01日



「散らかっているけど、何から手を付けて良いのかわからない」
「気がついたら自分では片付けられない状態になってしまった」
と思っている方。
自分ではどうにもならない状態になってしまったゴミ屋敷は、専門の業者に依頼すると一気にキレイになります。
とはいえ自分でできる範囲は片付けたい、プロに依頼するほどではないという方も多いですよね。
そこでこの記事では、「ゴミ屋敷の片付け方法」「業者に頼む際のポイント」を紹介します。
家が散らかっていると必要な物がなくなったり、自分では気づかない嫌なニオイがしたりしてしまうことも。
まずはこの記事を読んで片付けし始めましょう。
記事の目次
誰でもできるゴミ屋敷の片付け方
自分で片付けをしたい!
と思っていても、何から手を付けたら良いのか、どうしたら良いのかわからなくなっている方は多くいますよね。
大まかな手順としては以下の通りに行うと、スムーズに片付けることができるのでオススメです。
- 残すもの、貴重品を書き出す
- ゴミ袋などの道具を用意する
- ゴミの捨て方を確認しておく
- 片付ける順番を決める
- 床のものから片付ける
- 大きなものから片付ける
- 迷ったものを仕分けする
- 売れるものは売る
- ゴミを搬出したら掃除をする
それぞれ詳しく解説していきます。
残すもの、貴重品を書き出す
片付けをしながら物を捨てるかどうか考えてしまうと、冷静な判断ができなくなり必要な物を捨ててしまったり、不要な物を捨てられなくなったりしてしまいます。
片付けを始める前に生活に必要最低限必要なものや、現金・通帳・印鑑などの貴重品を書き出しておきましょう。
たとえば冷蔵庫や電子レンジなどの家電は生活に必要なものですが、もし家電が壊れているならゴミになります。
普段の生活を考えたり、部屋を見渡したりして「絶対に残しておくもの」を書き出しましょう。
紙に書き出すと、頭が整理されて冷静に考えることができますよ。
ゴミの捨て方を確認しておく
ゴミの捨て方は住んでいる自治体によって異なります。
分別方法や粗大ゴミの捨て方、指定のゴミ袋などについて確認しましょう。
捨てる際、特に注意が必要なものをピックアップしました。
- 食用油 新聞紙に吸わせたり、凝固剤で固めてゴミに捨てる
- スプレー缶 野外で穴を開けて中身を出し切ってから捨てる
- お酒のビン お酒を排水に流してから捨てる
- 古い缶詰 中身と外の缶を分けて捨てる
- 土・石 外に破棄しないで自治体に確認する
実際の分別や捨て方は、自治体によって異なるのでお住まいの自治体に確認しましょう。
ゴミ袋などの道具を用意する
片付けを始めてからゴミ袋や殺虫剤などを買い始めると、片付けを始めたのに物が増えてしまいいつまでも片付けが終わらないという状態になってしまいがちです。
片付けを始める前に、必要なものを準備しておきましょう。
- ゴミ袋 自治体指定のゴミ袋を多めに準備する
- マスク・軍手・エプロン・汚れても良い服 使い捨てられるように多めに準備する
- 殺虫剤 ゴミ屋敷には虫が多くいます
- 新聞紙 先の尖ったものや割れ物を捨てる際に包むため
- ガムテープや紐 紙類をまとめたり、割れ物を包むため
- ダンボール 捨てるかどうか迷った物や、収納場所が未定の必要な物をいれておくため。予め数を決めておく
片付ける順番を決める
片付けを始める前に、どの部屋から掃除するのか順番を決めましょう。
あちこち手をつけると結局半端に散らかってしまい、片付けがいつまでも終わらなくなってしまいます。
片付けの順番を決めて、1日で終わらない量なら「いつ、どの部屋を掃除するか」の計画を立てましょう。
- 玄関
- 部屋
- トイレ
- 台所
- 洗面所
以上の順番で片付けるのがオススメ。
玄関から片付けることでゴミの搬出や換気がしやすくなり、片付けがしやすくなりますよ。
床のものから片付ける
「床を片付けること」はゴミ屋敷の片付けにおける最初のステップです。
片付けを始める時はまず「床に落ちている物、置いてある物」から片付けましょう。
引き出しや棚の中から片付け始めると、物が溢れかえって作業が難航します。
まずは玄関の床にあるものから片付け始めましょう。
先が遠く感じるかもしれませんが、不用品をひとつずつ捨てていけばゴミ屋敷から卒業できますよ。
大きなものから片付ける
ずっと使っていない家具や、壊れているのに放置している家電があれば優先的に捨てるようにしましょう。
大きな不用品が片付けば部屋が一気に綺麗になりますし、細々したものを片付けるよりも必要かどうかの判断が楽にできるでしょう。
先に大きな物について要不要の判断をすることで、服や食器についても判断がしやすくなりますよ。
迷ったものを仕分けする
明らかなゴミを捨てた後は、捨てるかどうか迷った物を仕分けします。
基本的には「迷ったら捨てる」というルールを決めてしまったほうがよいでしょう。
「いつか使うかもしれない」
「あったら便利かもしれない」
という物は捨ててしまっても生活に支障が無い物です。
思い出の品についてはムリに捨てる必要はありませんが、量を決めて保管することをオススメします。
家がゴミ屋敷になってしまう人は、物が多すぎる方がほとんどです。
他人から見るとただのゴミでもあなたにとっては大切な思い出の品ということもあるでしょう。
しかし際限なく保管していては、いつまでも片付けることができません。
あらかじめ思い出の品を保管する用のダンボールを準備して、その箱に入り切る分だけ保管して捨てる分は写真に残すなどの工夫をしましょう。
売れるものは売る
食器や家電、服や家具は状態が良ければリサイクルショップなどで売れる可能性があります。
「使わないけれど、壊れてないしもったいなくて捨てられない」
という物がある場合はリサイクルショップへ持っていきましょう。
売れれば捨てるよりも罪悪感なく手放すことができますよね。
フリマアプリやオークションを利用すると、壊れた家電などが売れる場合もあります。
しかし「売れるかもしれない」と思って物を捨てられないと本末転倒です。
すぐに売りに出せないような場合は、ゴミとして捨ててしまう覚悟も必要になります。
ゴミを搬出したら掃除をする
ゴミを搬出したあとは掃除をしましょう。
片付けをして掃除まで行えば、ゴミを放置することも減るはずです。
散らかっている場所にゴミを放置することは簡単ですが、綺麗に掃除されている場所であればゴミを放置するのに多少抵抗があるはず。
キレイに掃除をしてその状態を維持できるように意識して生活できれば、ゴミ屋敷からは卒業です。
ゴミ屋敷になってしまう原因・片付けられない原因とは?
ゴミ屋敷になってしまったり、部屋の片付けが全くできなったりする原因は主に以下の3つ。
- そもそも物が多すぎる
- 恥ずかしくて人に相談できない
- もったいなくて捨てられない
それぞれ詳しくみていきましょう。
そもそも物が多すぎる
部屋の広さに対してそもそも物が多すぎる場合が多いです。
物を買う時にはまず、収納場所を考えてから買いましょう。
収納できない量の物を買ってしまっては散らかるのも当然ですよね。
衝動買いを控える、ひとつ買ったらひとつ捨てるなどの対策をとりましょう。
恥ずかしくて人に相談できない
部屋が散らかっていることが恥ずかしくて人に相談できないという方も多くいます。
人に助けを求めることができず、自分で掃除できるキャパシティを超えて散らかっていってしまうと、どんどん状況は悪化していきます。
恥ずかしくて友人に相談できない場合はプロにお任せください。
ゴミ屋敷をたくさん見てきているので、安心してご連絡くださいね。
もったいなくて捨てられない
もったいなくて物が捨てられない、という場合は物が減らないのでゴミ屋敷になってしまいます。
物を大切にすることは良いことですが、度が過ぎるとゴミ屋敷の原因になってしまうのです。
もったいなくて捨てられないならリサイクルショップに売ったり、人に譲ったりしてみてください。
捨てるよりは楽に手放すことができますよ。
ゴミ屋敷を片付けないことで起こるデメリットとは
家が散らかっていても、ゴミ屋敷でも、生活できていれば片付ける必要がないと感じている方もいるでしょう。
しかしゴミ屋敷を片付けないことは、たくさんのデメリットがあります。
- ゴミから異臭がして服などにニオイがつく
- 気持ちが落ち込んでしまう
- 必要な物が見つからなくなる
- ダニやハウスダストなどのアレルギーで体調が悪くなる
- 火事の危険性が高い
これらのデメリットは、本人が気が付かない部分で徐々に進行していき、気がついた時には自分では解決できない状況になっていることも。
自分で解決できないと思った場合は、1度プロの助けを借りるというのもひとつの方法です。
ゴミ屋敷の片付けをプロに依頼する時のポイント
自力での片付けに挫折してしまったり、自分では片付けられないと諦めてたりする方は、片付けのプロに依頼してみましょう。
ゴミ屋敷を片付けるよりも、1度プロに片付けてもらってからその状態を維持するほうが簡単です。
それに自分ひとりで片付けるよりもプロが行った方が効率的に片付けができます。
分別やゴミの日を気にする必要もなくなるので、困っている方は1度プロにご相談ください。
ただし業者の中には、法外な金額を請求するような悪徳業者も存在しています。
プロに依頼する際は作業の前に必ず見積もりをとってから依頼することがポイント。
東京・埼玉・千葉・神奈川エリアにお住まいの方は「粗大ゴミ回収隊」にご連絡いただければ無料でお見積もりを行います。
出張費もキャンセル料もいただきませんので、どのくらいの費用がかかるのか聞いてからのご判断で大丈夫です。
他社と相見積もりをとってもらっても大丈夫。
他社より1円でも高い場合はぜひご相談ください。
見積もりをとったからといって、必ず依頼しなければいけないわけではありません。
電話は0120-264-157、メールやラインでのご相談も受付しています。
悩んでいる方はぜひ気軽にご相談ください。